東京科学大学病院（旧 東京医科歯科大学病院）

勤務は先輩とペアになり、現在は約10人の患者さんを受け持っています。主に術前・術後の患者さんの状態観察や処置・検査等の対応を行っています。また、退院後自宅でセルフモニタリングが必要な患者さんに対して、指導も行っています。時間の使い方や、アセスメント力など、未熟だと感じることが多いですが、日々先輩方に相談しながら実践に繋げることができています。

特定機能病院であるため幅広い看護や高度な医療について学ぶことができる点に魅力を感じ、志望しました。また、病院説明会に参加した際に先輩方から学ぶ意欲が高い方が多くいらっしゃる環境で、個々の主体性を尊重して、指導してくださると伺いました。当院で働くことで、着実に自分自身を成長させることができると感じたことも当院を選んだ理由の一つです。

看護技術は、先輩の手技を見学した後に、チェックリストを用いて技術を習得していきます。自立するまでは必ず先輩が見守ってくださる環境が整っています。また技術習得後も不安な際は気軽に相談できる雰囲気があり、安心して実践することができます。部署内研修だけではなく、病院全体の研修もあり、同部署以外の同期と交流することができる機会もあります。

私が所属している病棟は手術による入退室が多く、忙しい病棟だと思います。また、急性期病棟であるため、患者さんの状態変化を細かく把握し、異常時には緊急の検査や処置等も入るため、時間があっという間に過ぎていきます。しかし、先輩方は「困っていない？」と気にかけてくださり、分からないことを整理して教えてくださります。また忙しい中でも毎日欠かさずにカンファレンスや看護師同士の情報共有が行われており、個別性のある看護を提供できるようにチーム全体で動くことができています。

就職するにあたって看護師として働く姿がイメージできず不安を抱いている方が多くいらっしゃると思います。私自身も多くの病院がある中でどの病院を選んだら良いのか分からずとても悩みました。就職活動と両立して実習や多くの課題に追われ、大変だと思います。ストレスを溜め込みすぎず、友人と息抜きをしたり、学生時代にしかできないことを楽しんでください。学生時代に経験した困難が看護師になってから力になることがたくさんあるので様々なことに挑戦してみてください。一緒に働けることを楽しみにしています。