所在地: | 大阪府 | ||
---|---|---|---|
病院形態: | 公的病院(国家公務員、独立行政法人、赤十字等) | ||
募集職種: | 看護師 助産師 | ||
看護師数: | 5000名 | 病床数: | 7200床 |
|
国立病院・療養所は平成16年4月に独立行政法人国立病院機構となりました。
国立病院機構は、全国に140病院を持つ日本最大の医療ネットワークであり、その中で近畿グループには20の病院があり、急性期医療から慢性期医療まで幅広い分野の医療・看護を実践しています。
また、全国に広がるネットワークを活用した病院間異動や子育て支援など、あなたの看護師としての可能性を大きく広げます。
最新イベント情報(2024/08/09更新)
【東近江総合医療センター】O.Mさん
現在の業務内容とエピソード(印象的な看護ケア先輩からの指導など)について教えてください。
主にがんに対して化学療法や放射線療法を受ける患者さんへの治療の支援や、手術を受ける患者さんに対して、安心して手術に臨めるよう支援したり、術後の異常の早期発見に努めています。また緩和ケアは"がんと診断された時"から併せて始まるものであると先輩から教えていただいたことが印象に残っており、患者・家族に緩和的な視点から全人的なケアを提供し、その人らしく生活できるよう取り組んでいます。循環器疾患の患者さんに対しては、ご高齢の方も多く、家族を交えた退院指導や早期の退院調整が大切であると実感しています。
貴院に入職を決めた理由と、志望動機を教えてください。
学生の頃から、急性期の看護とともに、退院支援に関する知識や実践を深めたいと考えており、急性期から在宅まで一貫した関わりができるところに魅力を感じました。地域に根ざした病院であり、患者さんが地域でその人らしく過ごせるような関わりが、少しでもできていることに喜びを感じています。またPNS看護方式で、看護師2名が協力して看護を実践できる点にも魅力を感じました。ペアの看護師に相談できることで、自己も安心して働くことができ、患者さんにも安全で質の高い看護が提供できると考えています。
新人研修教育プログラムについて印象に残っていることや感想を教えてください。
フィジカルアセスメントや看護技術の研修の際は、模型人形を用いてより実践的な技術の練習が行えたことが印象に残っており、病棟での実践に繋がっていると実感しています。各研修においてはグループワークを行う機会も多く、意見交換を行う中で自己の考えを深めることができます。他の病棟の同期と話すことができる機会でもあり、気持ちのリフレッシュにもなります。
特長や病棟の雰囲気など、貴院の魅力を教えてください。
病棟は忙しさの中にも和気あいあいとした雰囲気があり、先輩・後輩の仲も良いと感じています。分からないことがあれば相談できる雰囲気があり、その時は忙しくても、後で振り返りを行ってくれる先輩も多いです。また多職種の方にも話しかけやすい雰囲気であり、分からないことがあれば相談したり、ウォーキングカンファレンスなども行っています。
これから就職活動を行う、看護学生のみなさんへメッセージをお願いします。
新型コロナウイルス感染症の影響で、病院実習の機会が少なく、不安を抱えておられるかもしれません。ですがコロナ禍であったからこその看護や気付き、今皆さんが勉強されていることは必ず今後に役立ってくると思うので、自信をもってがんばってください。看護師は人が生まれてから最期まで、生涯に渡って寄り添える職業であると思います。大変なことも多いですが、やりがいがあり、自己も成長していくことができる職業です。皆さんと一緒にお仕事ができる日を楽しみにしています。
有給休暇やシフトなど、お休みについて融通がきくか、長期休暇は取りやすいかを教えてください。
有給休暇やシフト希望は事前に希望でき、概ねの希望は通ります。長期休暇は年に一度、一週間のリフレッシュ休暇があり、病棟の看護師間での日程が被らないように調整は必要ですが、取りやすいと思います。
夜勤はいつから始まりますか?また、夜勤の業務内容や感想印象などを教えてください。
夜勤は一年目の5月のゴールデンウイーク明け辺りから始まることが多いです。夜勤の業務内容は、バイタル測定から配薬、検査後の観察や援助、援助が必要な患者さんには体位交換やおむつ交換などを行います。夜勤が始まった当初は何が分からないかも分からず、焦っていた記憶があります。最初の頃は、業務を先輩に手伝ってもらったり、タイムスケジュールを一緒に考えてもらいました。何事も先輩に相談することや知識を身につけ根拠に基づいた看護を行うことが、患者様の安全・安全に繋がると学びました。
今後の目標や、目指している看護師像があれば教えてください。
患者さんが入院されていること・治療されていることが当たり前にならないことを大切にしています。人生の各ライフステージで、疾患を持ちながら入院・治療し生活されている中に、1人ひとりどのような思いを持っておられるのか耳を傾け、その思いに沿った看護が必要であると感じています。その中で、患者・家族に寄り添う看護を行うことが目標です。