充実した新人研修で
看護の土台をしっかり築く

　当院は、埼玉県西部の地域医療を担う中核病院で、精神科病床のある特定機能病院です。充実した教育体制も当院の特徴の1つです。
　新人研修では、年間を通して心電図の読み方や呼吸ケアなど、さまざまな看護技術を学びました。現在、形成外科・美容外科病棟で働いています。病棟では、糖尿病の合併症で脚を切断する患者さんが多いため、研修で学んだインスリン管理や皮膚状態の確認が非常に役立っています。創部の保護剤やテープの貼り方など、日々のケアに欠かせない知識と技術は、私の看護の土台となっています。
　入職3年目となり、後輩の指導も担当するようになりました。新人の看護に手出しをしすぎないよう、「あれやった？」「これは？」と質問攻めにならないように気をつけています。新人が自ら行動し、情報を伝えられるように、適度な距離で見守ることを心がけています。
　現在、糖尿病療養指導士の資格取得を目指しています。当院には看護リカレント教育センターがあり、資格取得などキャリアアップをサポートしてくれます。糖尿病患者さんは退院後、在宅でインスリン治療を続けることが多く、患者さんからの質問に的確に答えられるよう勉強しています。より詳しい説明が必要な際は、糖尿病療養指導士の先輩看護師に確認しており、この資格が当病棟に不可欠だと感じています。
　これからもさらに学びを深め、患者さんをしっかりと支えていきたいです。