県⽴宮崎病院の看護部理念は、「⼈々のこころに添える安⼼と最⾼の価値を提供する看護を実践し地域医療に貢献します。」と掲げており、当院の看護師には『内省する習慣とおもいやりの⼼』、『看護の知識と判断⼒』、『⼿のぬくもりと確かな技術』を⼤切にしてほしいと 考えています。⾃分⾃⾝のことばと行動を振り返りながら、患者やご家族の不安や苦痛に⼼からの慈愛で尽くすこと、プロ意識をもってエビデンスの伴った知識を習得し最善の判断ができるよう努⼒すること、⾃分⾃⾝の⼿を患者やご家族に添えて確かな技術で安⼼を提供することが、理念の具現化に繋がると信じています。
Point1 平成27年からPNSを導入しています。検温やケアの後には患者さんの状態をアセスメントして次の看護につなげます。
Point2 患者さんに行う処置や注射を2人で確認することで、情報共有や安全確認につながっています。
病院という組織は、チーム⼒を発揮することでその⼒が何倍にも強化されます。当院には、様々な多職種チーム、リンクナースチームがあり、互いに学びあえる環境が、整っています。出会いに感謝しながら、一歩ずつ成⻑できる私たちでありたいと思っています。 令和4年1⽉には新病院が開院しました。明るく機能的な病院で、一緒に働きませんか。
私は県⽴宮崎病院に⼊職して4年目になります。はじめは誰しもそうだとは思いますが、右も左も分からず、もう学⽣ではないということに⼤きな不安を感じていました。しかし、現場の先輩⽅は忙しい中にも関わらず優しく丁寧に⼀つ⼀つを教えてくださり、温かく迎え⼊れてくださいました。また、教育プログラムも充実しており、学⽣のころ学んだ知識を含め様々な看護技術を学ぶことができます。その中で同期との交流も深まり、信頼できる仲間を得ることもできました。 何が起こるか予想のつかない医療の現場で、その瞬間に最⾼の看護を⾏うためには、どんな⼩さなことでもたいしたことないと決めつけずに捉え、よく相⼿を観ることが⼤切です。そのためには、冷静な判断⼒と的確な看護技術だけでなく、相⼿の⽴場に⽴って考え、思いを尊重し、この⼿で触れることが必要です。 私は、常に学び、能⼒を⾼め、変⾰に挑戦していく看護職は愛に満ち溢れた職業だと考えます。まだまだ未熟者ではありますが、貴⽅と共に成⻑できることを楽しみにしております。