履歴書は、面接の参考資料にもなる重要な書類です。これから会う採用担当者への最初の自己PRなので、時間をとってじっくり書くようにしましょう。なぜ、その病院を選んだのかという志望動機も大切な要素です。
黒色の水性ペンがおすすめです。文字のかすれは印象が悪いので注意。
誤字脱字は絶対にダメ! 修正液・修正テープは使わず、一箇所でも間違えたら書き直してください。
空欄があったり、ほんの少ししか書いていない欄があったりすると、意欲が低く見られます。
スピード写真は写りが悪いので×。写真館できちんと撮影してもらいましょう。
面接のとき、履歴書に書いたことを聞かれるかも。念のためコピーをとっておくように。
封筒の書き方、送り方にもマナーがあります。書類を送るときにも気をゆるめないで!
提出する日を書く。郵送のときは投函する日付を記入
「ふりがな」とあればひらがなで、「フリガナ」とあればカタカナで書く
インスタントの印鑑は×。朱肉を使ってまっすぐ押印する。にじみに注意
スーツを着た正面の上半身。スピード写真は×。
必ず都道府県から書く。マンション等は建物名と部屋番号も書く
高校名は略さずに「○○県立○○高等学校」と書く。看護学校は在学中なので「卒業見込」と書く
職歴は社員として勤務した場合のみ。アルバイト経験は履歴書に記入しない
取得した年月日も記入。仕事に直接関係なくても、取得した資格はすべて書く
なるべく具体的なエピソードとともに書く。たとえば「読書」なら好きな作家・作品名までくわしく記入
志望動機は病院が重要視している項目です。
「看護師になろうと思ったきっかけ」や「なぜこの病院を選んだのか」をしっかりと記入しましょう。
採用担当者が見ているポイントは、「なぜウチの病院を選んだのか」です。病院理解が浅い段階で志望動機を書くと、採用担当者の求めることが伝わらない可能性があります。
ナース専科では、皆さんが病院理解を深めるために、合同就職説明会というイベントも行っています。
一度参加してみると、さらに良い志望動機が書けるでしょう。
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自分の長所やスキルをアピールする欄です。ちょっと気恥ずかしいと思うかもしれませんが、自分の良いところ、自信があるところをしっかり詳しく記入しましょう。ただし、「看護師として病院で働く上で役に立つこと」をPRするという目的を忘れないように。看護職に関係のないアピールをしても、自己PRにはなりません。看護師としての現場経験がない看護学生の皆さんの場合、職歴をアピールすることはできないので、自分の性格、過去の経験などから、看護師として貢献できそうな要素をピックアップしてPRにつなげましょう。
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看護学生の就職情報サイト「ナース専科 就職」で、看護学校への就職ガイダンス・オンラインでの就活セミナー・合同就職説明会などを開催し、そこから得た知見に基づいて執筆しています。