WEB面接の対策をしよう

看護師の採用試験において、この数年でWEB面接を導入する病院が増えています。対面の面接と話す内容に大きな違いはありませんが、環境の準備と事前練習が大切なので、対策をして本番に臨みましょう。

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事前に準備したい9つのリスト

①静かな場所を選ぼう

周囲の音は意外と相手に聞こえるため、静かな場所で参加しましょう。

②アプリからの通知をOFFにする

面接中に音が鳴らないように通知をOFFにします。スマートフォンはマナーモードにしておきましょう。

③服装はスーツを着用する

必ずスーツを上下で着用します。下が部屋着のまま立ち上がってしまうと、部屋着が映ってしまうため必ず上下を着るようにしましょう。

④できるだけパソコンを使用する

カメラ付きパソコンの使用がおすすめです。スマートフォンで参加する場合、スマホ用スタンドなどで定位置に固定して使用しましょう。

⑤明るい場所を選ぶ

画面の明るさは印象に大きく影響します。部屋が暗い場合はライトを使用するなど、顔が明るく映るような環境を準備しましょう。

⑥背景はシンプルにしよう

部屋の家具やベッドが見えないような白い壁の前がベストです。バーチャル背景の使用は避けましょう。

⑦緊急連絡先をメモしておく

接続ができない、指定時間に遅れる、途中で接続が切れてしまったなど、万が一に備えて相手の緊急連絡先は必ずメモしておきましょう。

⑧通信環境・充電環境に注意する

WEB面接は通信データ量の消費が大きいので、途中で接続が切れないように安定したネット環境で利用します。使用機器の充電残量にも気をつけましょう。

⑨使用するツールはダウンロードしておく

指定されたツール(Zoomなど)をダウンロードし、起動するかを確認しておきましょう。必要な操作も確認しておくと良いです。

WEB面接直前

開始5分前にはログインする

早めに入室準備をします。5分前には指定のページにアクセスし、3分前には入室しておくようにしましょう。

カメラの位置をセットする

目線より低い位置にカメラがあると、相手を見下しているように見えます。カメラを目線の位置に合わせてセットしておきましょう。

WEB面接本番

①挨拶

面接官が入室したら挨拶をし、自己紹介(学校名・名前)をします。

②音声を確認する

「私の音声は聞こえていますでしょうか?」など、自分の音声が問題なく相手に聞こえているかの確認を入れると良いです。

③大きな声でゆっくり話す

WEB面接では相手の反応が見えづらいため、焦って早口になりがちです。普段より少し大きめな声でゆっくり話すよう心がけましょう。

④リアクションは大きく

相手が話しているときの頷きや笑顔など、普段よりも大きいリアクションを心がけましょう。面接官に「きちんと聞いている」というアピールになります。

⑤カメラ目線で話す

話すときは画面ではなくカメラを見ながら話すようにしましょう。

⑥退出するタイミングを気をつける

相手が退室してから退出します。もし相手がこちらの退室を待っている場合、「退室させていただきます。本日は貴重なお時間をありがとうございました。」など、一声かけてから退出しましょう。

教えて!WEB面接のギモン

Q. イヤホンやマイクは使ってもいいですか? A. 使用する場合、面接官に一言添えてから面接に入りましょう。相手や自分の音声がクリアに伝わるというメリットがあります。

Q. カンペを使ってもいいですか? A. 使わない方がよいです。目線や話し方で相手にカンペを使用していると伝わります。

プロフィール

著者:ナース専科就職ナビ 運営部

看護学生の就職情報サイト「ナース専科就職ナビ」で、看護学校への就職ガイダンス・オンラインでの就活セミナー・合同就職説明会などを開催し、そこから得た知見に基づいて執筆しています。