人の気持ちを大切にしたい優しいあなたは、患者さんの気持ちに向き合う精神科が向いています。　精神科のスーパー救急病棟では、急に暴れる、自殺の危険があるなど目が離せない患者さんを対象として、体力があってスピーディーに対応ができる看護師が活躍しています。一方、療養病棟は比較的自立度が高く看護ケアは少なくなりますが、病気のために繊細で、感受性の強い患者さんのペースに合わせて話が聞ける高いコミュニケーション能力が必要とされています。患者指導や家族への説明、飲み薬や注射などの薬物療法、入浴介助や髭剃り・整髪などセルフケアの援助も行います。精神科は比較的長期経過をたどるケースが多く、じっくりと向き合う看護ができるでしょう。将来は精神看護専門看護師の資格を取得する道もあります。