JA広島厚生連　尾道総合病院

産科ではNSTモニターの装着・除去・判読や、分娩時のベビーキャッチ、産後の沐浴・育児指導・ガスリー検査など他の診療科では学ぶ事ができない技術や業務が多く、専門的な分野であるため、助産師の先輩方に一つひとつ丁寧に指導を指導をいただきながら、技術習得に向けて日々頑張っています。婦人科では子宮や卵巣などの女性特有の疾患を扱い、主に手術前後の看護を受け持っています。周手術期における循環動態の細やかな観察とともに不安・恐怖などの精神的苦痛を軽減できるように看護することを心がけています。

JA尾道総合病院は備三地域の急性期医療を担う基幹病院であり、地元地域の医療に貢献したいという思いとともに、豊富な知識と技術、判断力のもと看護を提供し、治療が優先される急性期においても患者や家族に常に寄り添うことを看護観とする私にとって最善の病院であると感じたからです。 また、病院見学での職員同士の穏やかな雰囲気や病院内の清潔感、充実した新人教育プログラムの内容に魅力を感じました。

新人研修は注射や服薬管理、褥瘡ケア、輸血等の看護技術や、電子カルテの使用方法などを行いました。看護技術は日頃から必要となるものから、病棟ではあまり経験を得ることができないものなども、研修での講義、演習を通して習得していくことができます。また、フォローアップ研修と言って、同期とともに互いの思いや経験を話し合い、共有することができる研修を通して、今までの学びや自身の進捗状況を再確認することができたとともに、仕事に対するモチベーションを高めることもできました。

スタッフ間で忙しい時や分からないときは声を掛け合い、残務状況を確認して協力しながら業務が行うことができています。4月から入職して、初めはスタッフのみなさんと馴染めるか不安もありましたが、チューターや実地指導者の先輩方を中心に先輩方を中心に先輩方が積極的に声をかけて下さり、とても働きやすい職場です。また、患者さんと良好な関係構築も大切にしており、患者さんから「穏やかな方ばかりですね」と言っていただける事が多く、病院・病棟の魅力であると感じています。

国試勉強や臨地実習と並行して就職活動をされている方も多く、日々大変だと思います。就職後、臨床での学びは多く、新たな知識や学びを多く得ることができます。私は、当院に就職し自分の看護観を大切にしながら、安全で生活かつ、患者さんの心の拠り所となれるような看護を提供できるように心がけています。このように、当院は自分の看護観を持ち、やりがいを持って働くことが出来ます。