国立大学法人　北海道大学　北海道大学病院

現在は血液疾患の患者さんに抗がん剤治療や輸血を行っており、日々やりがいを感じながら働くことができています。また、以前先輩に「ただ最近の体調・症状を情報収集するのではなく、患者さんにとって今日はどんな日なのかを意識して情報を取るように。」と指導していただいたことがあります。抗がん剤治療が開始して何日経過しているからどのような副作用症状が出やすいのか、昨日から薬剤が減量していることでどのような症状に注意して観察するのかなどを考えて、患者さんと接していくことで、早期発見・対応につながると学びました。

私は患者さん・ご家族の思いに寄り添いながら、目標を叶えるために共に歩んでいけるような看護師になりたいと思っています。そのため北海道大学病院の看護部の方針である、患者さんの意思を尊重し、看護の実践や評価を一緒に進めていく患者参加型看護に魅力を感じ、志望しました。また新人教育も充実しているため、技術を修得し経験を積んでいくためには最適な場であると考えました。

技術研修では実際の看護場面を想定した演習を行います。演習を通してできたこと・できなかったこと・より良くするための３点をグループメンバーと話し合い次の演習に取り組むことで、技術のみならず、積極的に考え、学ぶ力も身につけることができます。また、部署ではプリセプターを始めとする先輩方がチームでサポートしてくださるので、相談しながら安心して業務に務めることができます。

私は内科病棟に所属しており、多くはがん患者さんが入院しています。主に化学療法や放射線療法、がんの終末期における緩和的治療を行っています。そして当院は造血幹細胞移植拠点病院であり北海道内でも有数の移植施設です。そのためがん看護や移植看護など専門性の高い看護を身近に学ぶことができます。血液内科の患者さんは治療のために長期入院や繰り返し入院される方が多くいらっしゃいます。患者さんと長く関わりを持てるからこそ、一人ひとりの思いや目標に寄り添いながらじっくりと向き合うことができます。

実習や卒業研究、国試勉強などで毎日大変かと思いますが、休息や気分転換も大切に過ごしてください！ 就職活動は自分の将来を考え、自分と向き合う、とても良い機会だと思います。なりたい自分を目指して就職活動も頑張ってください。 応援しています！

北海道大学病院には専門看護師・認定看護師が多く在籍しています。実際に私が所属している部署にも専門看護師や特定行為研修修了者がいらっしゃるため、専門性の高い指導を受けることができています。また専門看護師・認定看護師などが企画・運営する研修などもあり、最新の知識や技術を学ぶことができます。他にも新人技術研修やプリセプターシップなどの新人教育が充実しているため、安心して働くことができます