岐阜大学医学部附属病院

病棟と救急外来での勤務をしています。救急外来では救急車やドクターヘリで運ばれてきた患者さんを受け入れ、医師とともに検査や処置を行います。病棟ではその後の集中治療を行い、高度な治療や様々な医療機器を必要とする患者さんの観察やケアを安全に配慮し行います。突然の事故や病気で緊急入院することになった患者さんのご家族に対する精神的ケアも私たちの重要な役割です。一時は生命の危機にあった患者さんが回復し、退院できるようになったと歩いてご挨拶に来てくださり、とても嬉しかったのを覚えています。

以前より海外協力や災害看護に興味があり、ジェネラリストを目指していました。県内でも先端医療や災害拠点を担っている当院で、高度な知識や技術を身に着けたいと思い入職を決めました。また、就職説明会の際、青いスクラブを着て生き生きと働く先輩看護師に憧れました。

1つ1つの基礎技術をしっかりと身に着けられるようなプログラムで、不安を感じることは少なかったです。現在は新人教育に携わっていますが、新人看護師への適切な指導方法を身に着けるための研修も整っています。

病棟の雰囲気は、じっくりゆったりというよりは、目まぐるしい毎日かもしれません。しかし命を救う場面に関われるやりがいは大きいです。知識や技術が豊富な先輩看護師や、プライベートでも仲の良い戦友のような同僚も多くいます。また、ドクターヘリやドクターカーのナースとして働くことに憧れる方も多いのではないでしょうか。私もその１人で、日々自分の目指す姿に向かって頑張っています！

就職先を選ぶにあたり、悩むことはきっとあると思います。自分がどんな看護師になりたいかを楽しく想像したり、どんなことが好き/得意なのかを考えてみることや、とりあえずインターンや説明会に行ってみることをおすすめします。

ある程度融通をきかせることが可能です。毎年長期休暇を利用して行く海外旅行を楽しみにしています。

海外支援に興味があったため、３週間の有休を取りアフリカにボランティア活動に行きました。日本とはまるで違う環境、限られた資源の中でもできる限りのことをすることで救われる命がありました。また、人々の健康が世界共通のものであるのと同じように、自分がこれまで看護師として身に着けた知識や技術が役に立つことも実感することができました。