長良医療センター

点滴や採血、経管栄養、食事介助、入浴介助、オムツ交換等の看護ケアをチームで行っています。私の病棟は言語的コミュニケーションをとることができない方が多いので、バイタルサインや表情、筋緊張等で思いを汲み取って看護につなげることが大事であると先輩から教わりました。

入職を決めた理由は、病院見学に参加した際に病院全体の雰囲気がとても良かったからです。私は保健師の資格も持っているのですが、はじめは地域との繋がりの強い病院で看護師としての経験を積みたいと考え当院を志望しました。

印象に残っていることは、静脈注射研修で新人看護師同士で採血を初めて実施したことです。とても緊張しましたが、副看護師長さんがコツを教えてくださり、採れた時は嬉しかったことを覚えています。

患者さんにとってこの病棟は治療の場というだけでなく、生活の場でもあるため、誕生日のお祝いや季節の行事なども行っています。また、患者さんが安全安楽に過ごすことができるよう多職種のスタッフ全員で協力してケアを行っています。

就職先は自分はどのような仕事をしたいのかよく考えて決めると、就職してからも頑張っていけると思います。実習や国家試験対策、就職活動と大変な時期だと思いますが応援しています。

看護学生の時は一般的な看護についてしか勉強してこなかったので、重症心身障害児者の特徴や注意点などについて覚えることが大変でした。

夜勤は7月頃から始まります。初回は見学で、２回目が見守り付き実施、３回目から独り立ちでした。夜勤は日勤と同じで経管栄養やオムツ交換、点滴交換、排痰援助等を実施します。日勤に比べて受け持ちは多いですが、検査や処置などイレギュラーな対応は少ないので、概ねスケジュールに沿って実施できます。