平成医療福祉グループ

回復期リハビリテーション病棟で勤務しています。 急性期の治療を終えたものの、まだ自宅に戻るにはサポートが必要な患者さんを対象に、在宅復帰や施設退院をゴールとした看護を提供しています。 私が今受け持っているのは、脳梗塞による高次脳機能障害のある方や、骨折により歩行が困難になった方が中心です。 日々の業務では、バイタルチェックや与薬、経管栄養、点滴管理などの看護技術に加え、食事やトイレ介助もリハビリスタッフと連携しながら行っています。最近では点滴管理が自立しました。

まず惹かれたのは給与面が他よりも良かったことと、家から通いやすい立地だったこと。そして、夜勤が2年目からスタートという点も大きかったですね。 私は「じっくり学びたい」と思っていたので、最初の1年間は夜勤がなく、生活リズムを整えた状態でしっかり技術と疾患について学べる点が魅力でした。 最終的な決め手になったのは、看護部長さんとの面談です。とても穏やかで優しい雰囲気の方で、私の看護観や将来の目標について一緒に考えてくださって。「ここなら自分らしく働けそう」と感じて入職を決めました。

私は1年目の研修教育プログラムを受けている最中なのですが、月ごとに習得する技術が決まっているので明確で分かりやすいです。1年かけて完了するプログラムなので他の病院の友人に聞いてもすごく研修にゆとりがあるんだなって思いました。なので、疾患の勉強と看護技術の勉強の両立がしやすく、実習時代のように寝る時間を削らないとついていけないってことが一切ないのですし、一つ一つ確実に進められるのが一番安心ですね。

回復期病院で一番やりがいを感じるのは、最初は寝たきりで歩けなかった方がリハビリを頑張って自力で歩けるようになり、自宅や施設に退院していく姿を見届けた時が本当に嬉しいです。 残業は基本ないですし、ママさんナースさんが多くてとっても優しい雰囲気の病棟です。保育園のお迎えとかあるので、「みんなで絶対定時で帰るよ！」という雰囲気なんです。私は業務を抱えてしまうこともあるんですが、周囲の先輩たちがすごく助けてくださって、「大丈夫？何か仕事残ってない？」って毎日声をかけてもらえる環境が本当にありがたいです。

自分が興味を持っている看護分野を大切にしてください。 その分野を実践できる病院を選ぶと、毎日の仕事がぐんと楽しくなると思います。 あと、学生のうちはたくさん遊んで、いろんな経験をしてほしいと思います。仕事が始まると忙しくなるので、今しかできないことをたくさんやってください。 そして、勉強は「テストのため」ではなく、「自分の理解のため」にやるのがおすすめです。働き出すと「あのとき勉強しておいてよかったな」と思う場面がたくさんありますよ。

どんなに忙しくても患者さんを焦らせず、しっかりと話を聞くことを大切にしています。 ナースコールは業務に追われていると「今、忙しいのに...。」って正直思うんですけど、患者さんはそんなこと分からないじゃないですか。忙しいからって冷たい対応をされると患者さんは悲しくなって、怖くてナースコールを押せなくなると思うんです。だから、そこは誰よりも絶対に大切にしたいと思ってます。

今入職1年目なのですが、認知症の方とのコミュニケーションが難しいなと感じています。トイレ誘導をしようとしても拒否されてしまったり……。でも、先輩が少し時間を空けて対応するとスムーズにいくこともあり、「患者さんに合わせたトイレ誘導の時間管理とか、そういう工夫が大事なんだ」と学ばせてもらっています。失敗しても見守ってくれる先輩たちがいるから、安心して試行錯誤できています。トイレ介助や移送をしたときには感謝の気持ちを直接伝えていただける機会が多く、「この仕事をしていてよかった」と心から思えます。

私はさまざまな疾患に対応できる看護師になりたいです。印西総合病院は急性期～慢性期まであるので、今の職場でしっかり経験を積んだら違う領域も経験したいなって思っています。 看護師特定行為研修や認定看護師資格取得の研修費用補助制度があって、資格を取ると資格手当がつきます。研修も全額または半額を病院が負担してくれるのでチャレンジできたらいいなと思っています。

社員食堂がすごいです。ビュッフェスタイルの食堂なんですけど、調理師さんが工夫を凝らした献立で365日違うメニューがでてきてそのほとんどが手作りなんですよ。夜勤が始まると朝食・夕食もでてくるので、お弁当もってこなくていいのはうれしいです。