近江八幡市立総合医療センター

私は0～15歳の患者さんが入院される小児科・小児外科の病棟で勤務しています。小児科では、肺炎や喘息などの呼吸器疾患や川崎病、食物アレルギーや成長ホルモンの負荷試験の患者さんがおられます。小児外科では、鼠経ヘルニアや陰嚢水腫などの手術をされる患者さんがおられます。未就学児の患者さんには原則保護者の方の付き添いをお願いしています。そのため、患者さんだけでなくそのご家族との関わりも大切であり、先輩看護師からはご家族の身体・精神的ケアも看護として重要であることをご指導いただきました。

私は小学生の頃当院に入院した経験があり、1人で入院生活を送ることでの不安や孤独がありましたが、当時担当して下さった看護師さんが「大丈夫だよ。」と声を掛けてくれたり、笑顔で接してくれたりと関わりが印象的でした。そのため、「私もそんな関わりができるようになりたい。」という想いから看護師を目指し、入職を決めました。また、当院は新人教育も充実しており、充実した環境下で自身のスキルアップにつながると思いました。

1年目の新人研修では、4～6月にかけては毎週から月2回は研修があり、カルテの閲覧方法や、カルテの記入方法、採血や点滴などの実技を学びます。6月以降も月1回は研修があるので、同期と会うことでリフレッシュにも繋がります。また、印象に残っているのは9月にあるリフレッシュ研修です。この研修ではレクリエーションを行います。9月は入職して疲労や精神的なストレスも積み重なる時期でもあるので、このタイミングでの研修がとても有意義であったと感じています。

私の所属している病棟はとても優しい先輩方ばかりでとても明るく、分からないことがあればすぐに相談できる雰囲気で、とても丁寧に1からご指導いただいています。カンファレンスでも先輩後輩関係なく一つ一つの意見に耳を傾けて活発に意見交換ができる場であると思います。

自分の看護観を見つめ直す機会になると思います。就職後もどんな看護を学びたいのか自分の看護観に合った病院を見つけられるよう沢山の情報を集めて頑張ってください！