就業体験とは、看護体験ができる病院主催のイベントです。
※ナース専科就職ではインターンシップ(5日間以上の就業体験 等)も含めて「就業体験」と表記しています。
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就業体験とは

日本赤十字社(赤十字病院グループ 91施設)

所在地: 東京都
病院形態: 公的病院(国家公務員、独立行政法人、赤十字等)
募集職種: 看護師 保健師 助産師
看護師数: - 病床数: -
  • 2交代制
  • 奨学金制度
  • 三次救急
  • 認定・専門
  • 資格取得補助
  • 寮・住宅補助
  • 保育施設
  • 退職金

日本赤十字社は191の国と地域、世界最大のネットワークを持つ赤十字・赤新月社の一つであり、グローバルに活動する人道支援機関です。
国内外を問わず、紛争・災害・疾病などに苦しむ人々を救うため、国境を越えて支援を行っています。

就業体験とは、看護体験ができる病院主催のイベントです。
※ナース専科就職ではインターンシップ(5日間以上の就業体験 等)も含めて「就業体験」と表記しています。
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病院からのメッセージ

赤十字は「人道・公平・中立・独立・奉仕・単一・世界性」という7つの普遍的な原則(赤十字の基本原則)のもとに、世界最大のネットワークを持って活動する人道機関です。 
「赤十字国際委員会」「国際赤十字・赤新月社連盟」「各国の赤十字社・赤新月社」の3つの機関で構成されており、日本赤十字社は世界の191カ国に広がる赤十字・赤新月社のひとつです。 
 
 各施設の概要・募集要項は、グループ病院一覧をクリックし、ナース専科内の個別病院ページからご覧ください。
(*がついている施設はナース専科内に個別病院ページがございません。各施設のホームページも併せてご確認ください。)

【北海道】 
旭川赤十字病院、浦河赤十字病院*、清水赤十字病院、北見赤十字病院、釧路赤十字病院、小清水赤十字病院、伊達赤十字病院*、置戸赤十字病院、函館赤十字病院、栗山赤十字病院*
 
【東北】
八戸赤十字病院、盛岡赤十字病院、秋田赤十字病院、仙台赤十字病院、石巻赤十字病院、福島赤十字病院

【関東】
古河赤十字病院、水戸赤十字病院、足利赤十字病院、那須赤十字病院、芳賀赤十字病院、原町赤十字病院、前橋赤十字病院、さいたま赤十字病院、小川赤十字病院、深谷赤十字病院、成田赤十字病院、大森赤十字病院、東京かつしか赤十字母子医療センター、日本赤十字社医療センター、武蔵野赤十字病院、相模原赤十字病院、秦野赤十字病院、横浜市立みなと赤十字病院、山梨赤十字病院

【中部】
伊豆赤十字病院、静岡赤十字病院、裾野赤十字病院*、浜松赤十字病院、引佐赤十字病院*、安曇野赤十字病院、飯山赤十字病院、川西赤十字病院、下伊那赤十字病院、諏訪赤十字病院、長野赤十字病院、長岡赤十字病院、富山赤十字病院、金沢赤十字病院、福井赤十字病院、日本赤十字社愛知医療センター名古屋第一病院、日本赤十字社愛知医療センター名古屋第二病院、岐阜赤十字病院、高山赤十字病院

【近畿】 
伊勢赤十字病院、大津赤十字病院、大津赤十字志賀病院*、長浜赤十字病院、京都第一赤十字病院、京都第二赤十字病院、舞鶴赤十字病院、大阪赤十字病院、高槻赤十字病院、神戸赤十字病院、多可赤十字病院、姫路赤十字病院、日本赤十字社和歌山医療センター
 
【中国】
鳥取赤十字病院、益田赤十字病院、松江赤十字病院、岡山赤十字病院、岡山赤十字玉野病院*、庄原赤十字病院、広島赤十字・原爆病院、三原赤十字病院、小野田赤十字病院*、山口赤十字病院
 
【四国】 
高松赤十字病院、松山赤十字病院、徳島赤十字病院、高知赤十字病院
 
【九州】
嘉麻赤十字病院、今津赤十字病院、福岡赤十字病院、唐津赤十字病院、日本赤十字社長崎原爆病院、日本赤十字社長崎原爆諫早病院、大分赤十字病院、熊本赤十字病院、日本赤十字社熊本健康管理センター、鹿児島赤十字病院、沖縄赤十字病院
 

先輩看護師からのメッセージ

高槻赤十字病院 老人看護専門看護師
原田 かおる

看護のもつ力を実感する日々ー老人看護専門看護師として

高齢者が安心して治療を受け、スムーズに元の暮らしに戻ることができるようにスタッフ、多職種と共に支援しています。悩むことも多いですが、「一口食べれた」「笑顔になった」と、皆で考え実践したケアで変化したことを喜び合い、看護のもつ力を実感する日々です。また、本社主催の「認知症看護実践力向上研修」に講師として参加し、日赤のグループメリットを活かし、全国のスタッフが講師として集結し、研修運営に携わっています。アットホームな雰囲気のなか、活発なディスカッションが行われ、受講生、講師ともに高め合える機会となっています。学生の皆さん、我々と一緒にその人にとってもより良い看護を考えませんか。

病院概要

病院形態 公的病院(国家公務員、独立行政法人、赤十字等)
病床数 91施設合計:約34,500床(平均約380床)
総職員数:約59,300名
職員数 -
患者数 -
診療科目 内科、心療内科、神経内科、脳神経内科、腎臓内科、血液内科、呼吸器科、循環器科、内分泌科、歯科、矯正歯科、小児科、外科、小児外科、整形外科、形成外科、美容外科、脳神経外科、心臓血管外科、呼吸器外科、消化器外科、胸部外科、精神科、神経科、歯科口腔外科、リハビリテーション科、放射線科、麻酔科、耳鼻咽喉科、皮膚科、泌尿器科、肛門科、眼科、産科、産婦人科、婦人科、人工透析科、アレルギー科、リウマチ科、消化器科、その他施設により異なります
センター・施設 看護大学6、大学院6、看護専門学校9、助産師学校1、幹部看護師研修センター1、乳児院8、児童養護施設1、医療型障がい児入所施設3、障がい者支援施設1、血液事業施設228 ほか
看護体制 7対1入院基本料 68施設 
看護方式 91施設のうち、大半が固定チームナーシング制をとっており、継続受け持ち制や、機能別などを組み合わせて看護に取り組んでいます。91施設全体では、がん看護専門看護師をはじめとして専門看護師総数158名、認定看護師は約1,194名が働いており、それぞれの分野で活躍しています。赤十字施設のキャリア開発ラダーを導入しており、段階を追ったキャリア開発ができる仕組みが整えられています。個々の看護職員のキャリア開発に向けた支援にも積極的に取り組んでいます。
認定看護師 認定看護師が活躍しています
がん化学療法看護、がん性疼痛看護、がん放射線療法看護、感染管理、緩和ケア、救急看護、集中ケア、手術看護、小児救急看護、新生児集中ケア、摂食・嚥下障害看護、透析看護、糖尿病看護、乳がん看護、認知症看護、脳卒中リハビリテーション看護、皮膚・排泄ケア、不妊症看護、訪問看護、慢性呼吸器疾患看護、慢性心不全看護
専門看護師 専門看護師が活躍しています
がん看護、精神看護、地域看護、老人看護、小児看護、母性看護、慢性疾患看護、急性・重症患者看護、感染症看護、家族支援、在宅看護、遺伝看護、災害看護
病院所在地 〒105-8521 東京都港区芝大門1丁目1-3
アクセス 日本赤十字社本社:都営地下鉄三田線「御成門」駅より徒歩5分、都営地下鉄浅草線「大門」駅より徒歩10分、JR「浜松町」駅より徒歩12分
URL 「日本赤十字社(赤十字病院グループ 91施設)」のHPへはこちらをクリックしてください。
採用実績校 採用は各赤十字病院で行っておりますので、各施設のホームページ等でご確認ください。

教育体制・研修制度

日本赤十字社の概要

グローバルな社会貢献活動に参加

日本赤十字社は、192の国と地域、世界最大のネットワークを持つ赤十字・赤新月社のひとつであり、グローバルに活動する人道支援機関です。国内外を問わず、紛争・災害・疾病などに苦しむ人を救うため、国境を越え、民族や宗教の壁を越えて支援を行なっています。赤十字の看護師養成には131年の歴史があり、現在、看護大学6校、看護専門学校11校において、約1,300人の学生が看護師を目指して勉強に励んでいます。また、病院・血液センター・社会福祉施設などで約37,000人の看護師が活躍しています。赤十字で働く看護師は、紛争や災害時の救護活動をグローバルに展開しており、その活動で培った災害看護の経験を体系化し、海外の災害被災地において災害看護教育のプログラムを導入する活動も行っています。国内では、甚大な被害をもたらした東日本大震災においては、過去最大規模の医療救護班を派遣しました。病院支援や被災地における医療活動、生活支援、こころのケアなどを通して、被災者のいのちと健康を守る活動を展開しました。絶え間なく起こる災害や紛争。赤十字の看護師は人々の苦痛を軽減し、予防するために、今日も国内外で活躍しています。

体制

多岐にわたるフィールドに学びの場がある

日本赤十字社は全国で91の病院を運営しています。それぞれの病院は規模や機能も様々で、急性期を担う病院や療養病床を有する病院、地域医療支援病院など、病床数も100床未満から900床台の病院まで多岐にわたっています。いずれも各地域の中核医療機関として地域医療に貢献しています。また、医療施設以外にも看護師養成施設、助産師養成施設、血液センター、社会福祉施設など、看護師が活躍できる多くの施設を運営しており、本人と施設の条件が見合えば転勤することも可能です。自分が学びたい領域を持っている病院での研修を受けることもでき、将来、看護師としてのスキルを幅広いフィールドで活かす可能性が大きく広がっています。

教育

自分自身にあったキャリア開発を

「赤十字施設のキャリア開発ラダー」を導入し、一人ひとりの看護師がキャリア開発できる体制を整えています。このラダーには5段階のレベルが設定され、目標を達成するための教育・研修と一対になっています。職場の上司や先輩・同僚の支援を受けながら階段的に取り組むことができます。また、各病院では、多くの専門・認定看護師が活躍していますが、日本赤十字社のネットワークの中に、認定看護管理者教育を実施している幹部看護師研修センターや、日本赤十字看護大学(東京)併設の看護実践・教育・研究フロンティアセンターをはじめとする認定看護師教育課程、看護実践者・教育者・研究者の教育や専門看護師教育課程を有する大学院など、継続教育機関も充実しています。

新人教育

支え支え合う教育体制

日本赤十字社では、新人看護職員が看護実践能力を身につけ、専門職として生涯にわたって自己研鑽を続けられるように、新人看護職員に対する教育体制を整備しています。所属部署の指導者やスタッフだけでなく、組織全体のスタッフ全員が、新人看護職員にあたたかい関心を寄せて“みんなで育てる”という意識を持ち、支える側も自己の成長を実感できる相互支援的な関係づくりに力を入れています。新人に対する幾重ものサポート体制で、新人に関わる全ての職員が“ひとも自分も大切に”しながら、教育実践に携わっています。

転勤異動制度を利用して

松江赤十字病院 看護師 川西 妃奈子

 松江赤十字病院入職後、9年目に夫の転勤が決まり、自身の看護師としてのキャリアを諦めて退職するか悩んでいたところ、上司から転勤によるキャリア継続の提案をいただきました。人事交流の制度を活用して大阪赤十字病院に転勤したことで、松江で取得した実践者ラダーをもって新たな職場での役割遂行や研修参加ができました。一度退職すると、転居と併せての再就職はストレスが大きいと思いますが、この制度を利用したことでストレスがかなり少なく働き続けることができました。
 大阪で産休・育休を経て仕事を継続し、平成29年春にまた制度を利用して松江に転勤することが決まりました。結婚、転居、出産と人生の転機が次々と訪れましたが、看護師としてのキャリアを諦めることなく働き続けることができ、今後もキャリアを重ねていきたいと考えています。

職場の雰囲気

私の一日

「口から食べる幸せ」の大切さ-摂食・嚥下障害看護認定看護師として
浜松赤十字病院 摂食・嚥下障害看護認定看護師 村松貴志

 当初は国際救援に興味があり、赤十字病院へ就職しましたが、看護実践の中で「口から食べる幸せ」の大切さを感じ、摂食・嚥下障害看護認定看護師を志しました。皆さんに支えてもらい、2014年に認定看護師資格を取得することができました。

 現在は、摂食・嚥下障害看護の質の向上を目的に、嚥下機能評価や訓練、勉強会の開催や院内のシステム作りなどに取り組んでいます。また、地域住民の方々を対象に嚥下外来の実施や地域での勉強会を開催しています。
 高齢化が急速に進む現在、一人でも多くの方が最期まで口から食べられるよう、美味しいものを食べて「幸せ」と感じられるよう、今後も他職種と連携して取り組んでいきたいと考えています。

平成30年7月豪雨災害での救護活動を経験して

広島赤十字・原爆病院 看護師 山中 幸恵

 西日本を襲った豪雨災害に初動の救護班要員として活動しました。
 派遣地域までの陸路は遮断されており、船を使っての移動となりました。現地は土砂と倒壊した家屋で、まともに歩ける状況ではありませんでした。到着と同時に小学校へ救護所を設立し診療を開始。限られた物品の中で工夫して創傷処置や点滴などを行い、避難所への巡回診療も行いました。活動中、被災者の方から「来てくれてありがとう」「安心する」「頑張ってね」という声を多くいただきました。全国の赤十字病院が連携し、長期間の救護活動を展開できることは赤十字の大きな強みです。だからこそ、被災された方の安心感や災害時に赤十字に求められる役割は大きいのだと活動をとおして実感しました。
 今回が3回目の出動でしたが、毎回出動時は緊張と不安があります。しかし、私自身も被災された方達に励まされ、支援をいただきながら活動ができ、やりがいを感じています。災害看護は場所と対象者が違うだけで、人のために尽くす普段の看護と変わりありません。赤十字看護師として、被災者に寄り添うことのできる仲間が増えることを期待しています。

出会う一つ一つの命に寄り添う―バングラデシュ南部避難民支援

日本赤十字社愛知医療センター名古屋第二病院 看護師 秋田英登

 災害や紛争で失われる尊い命、生まれた国が違うだけで起こる現実に心が痛みます。適切な医療で助かる命を直接守りたい、という思いから私は看護の道を選びました。『敵味方の区別なく苦しむ人の命と尊厳を守る』という赤十字の理念を知り、国内外において専門職の立場で救援に従事できると思い、赤十字病院に就職しました。日々の看護実践や赤十字の人道支援活動を学び、出会う一つ一つの命に寄り添う、という私の夢が現実になりました。
 初めての国際救援の現場。バングラデシュに避難した人々の姿を目の当たりにし、自身の無力さを感じました。しかし診療やケアを受けた彼らの安堵した表情から、日々培った看護の実践力と医療をとおして安全と安心を提供できた、と実感しました。赤十字の使命のもと、現地スタッフそしてボランティアと共に一つとなって活動できた経験は私の誇りです。


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