東京科学大学病院（旧 東京医科歯科大学病院）

ICU/HCUでは主に高侵襲手術やハイリスク手術の術後の患者さんや、その他重症患者さんの看護を行っています。術後の患者さんは状態が急変しやすいため継続的に全身状態を観察したり、早期に社会復帰することができるように清潔ケアやリハビリ等の支援を行っています。様々な疾患を持つ患者さんがいらっしゃるため難しさを感じる場面が多くありますが、観察項目やスケジュール管理等の分からないことや不安なことは先輩方に相談し、アドバイスしていただいたことを日々の看護実践に活かしています。

実際にインターンシップに参加させていただき、当院で働かれている看護師の方々が患者さん一人一人に思いやりのある温かい看護を実践されていたことが印象的でした。そのため、私もこのような環境で看護を学び実践していきたいと考え、当院に入職を決めました。また、様々な経験を経ている看護師の方々が多くいらっしゃるため、多くの刺激を得て自分自身が成長できると感じた点も当院を選んだ理由の一つです。

看護技術の面では先輩がケアをする場面を見学し、その後先輩に手技を見ていただきながら実践するというように段階を踏むことができるので、安心して看護技術を習得することができます。部署内でも毎日フォローしてくださる先輩がついてくださっているため、日々多くの学びを得ながら成長できていると感じています。

ICUでは術後の患者さんが多くいらっしゃるため、入退室が多いことや全身状態が変化しやすいこと、様々な診療科の患者さんがいらっしゃることが大きな特徴です。1年目看護師に不足している知識等は先輩方が丁寧に教えてくださるため、安心して現場で働くことができています。また、1年目看護師にはチューターやチームリーダー等の先輩看護師が付いており、業務のことだけでなく生活面などについても気軽に相談できる環境です。昨年10月に新しい病棟に移動したばかりであり、働きやすい環境が整っていることも魅力的であると思います。

自分がどのような看護師になりたいのか考えて自分に合った就職先を探すのは難しいと思いますが、様々な病院の情報収集を行いながら自分のなりたい看護師像を明確化できると良いと思います。実習や国試勉強等も大変だと思いますが、残りの学生生活も楽しんで充実した日々を送ってください。一緒に働くことができる日を楽しみにしています。