宮城県立精神医療センター/がんセンター

所在地：	宮城県
病院形態：	公的病院（国家公務員、独立行政法人、赤十字等）
募集職種：	看護師
看護師数：	461名	病床数：	641床

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S.Sさんの画像

失声や食事摂取に困難を抱えるがん患者さんに、退院後の生活を見据えた看護ケアを提供しています

S.Sさん

出身校: 宮城県白石高等学校
役職・資格: 看護師
卒業年: 2016年
診療科目: その他

現在の業務内容とエピソード（印象的な看護ケア先輩からの指導など）について教えてください。

咽頭・喉頭がんの患者さんに対応する頭頸部外科・内科に勤務し、手術・放射線・化学療法中の症状観察や、セルフケアの指導などを行っています。手術後の患者さんは、気管切開や永久気管孔造設することが多く、コミュニケーションが困難なため、初めは患者さんの気持ちをうまく汲み取れないことも沢山ありました。現在では患者さんが生活を営む中で、どのような点に困難さや不安を感じるのかを考え、その状況に合わせた精神的サポート、退院後の生活指導に取り組んでいます。

貴院に入職を決めた理由と、志望動機を教えてください。

学生の頃に実習でお世話になり、スタッフの皆さんの温かさと仕事に対する熱量を感じました。私もこの病院に就職し専門的な分野で熱心に働きたいと思いました。また、頭頸部科という珍しい分野に興味を持ち当院の頭頸部科を希望しました。

新人研修教育プログラムについて印象に残っていることや感想を教えてください。

キャリア開発ラダーに則り各研修担当者が丁寧に指導してくださります。様々な分野での認定看護師からの講義では基礎的な知識から専門性のある知識まで沢山の学びを得ることができます。研修の中で同期とそれぞれの部署について情報共有を行ったり、自分の悩んでいることや辛いことを相談しあえる時間が多くあったことは仕事へのモチベーションにも繋がりました。

特長や病棟の雰囲気など、貴院の魅力を教えてください。

ボディイメージの変容を抱え、これまで通りコミュニケーションや食事摂取が行えなくなった方に対して、他職種と協力しながら退院後の生活を整えていくことにやりがいを感じます。活発に情報共有しアイディアを出していくことで退院調整がうまく行えた時に喜びを感じます。認定看護師も所属していることから、自分の勉強したい分野を発見しスキルアップを目指せるところが当院の魅力です。

これから就職活動を行う、看護学生のみなさんへメッセージをお願いします。

初めはやりたいことが漠然としていても配属された部署で経験を積んでいると、なりたい看護師像や勉強したい分野が見えてくると思います。働きやすい環境で働くために、希望する部署の雰囲気を自分の目で確かめておくことは大切だと思います。

夜勤はいつから始まりますか？また、夜勤の業務内容や感想印象などを教えてください。

5月からシャドーで夜勤が始まります。6月～7月まで4人夜勤を行い8月から夜勤一人立ちとなります。

今後の目標や、目指している看護師像があれば教えてください。

専門性の高い看護を提供したいと考えています。そのために日々業務の中から自分の興味のある分野や能力を高めたい分野を発見して専門看護師や認定看護師の資格などを取得していきたいです。