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東京都日本大学医学部附属板橋病院

〒173-8610 東京都板橋区大谷口上町30-1

03-3972-8111

先輩看護師(左)
小児病棟
2020年入職
埼玉県出身 日本医療科学大学卒業
新人看護師(右)
小児病棟
2023年入職
福岡県出身 純真高等学校看護専攻科卒業

充実した教育体制と笑顔あふれる職場で
日々小児看護を学び、一歩ずつ成長。
患児と家族に寄り添い
成長発達を見守る

新人の成長を支え促す、
少人数制研修と職場のサポート体制

先輩 小児病棟では、移植が必要な血液疾患から川崎病のようなよく知られた疾患まで幅広く看ています。この幅広さが、私が当院を選んだ理由の1つです。

新人 私はそれにくわえて特定機能病院で高度医療を学べること、そのための研修が充実していることに魅力を感じました。

先輩 中央研修では他病棟の同期と顔を合わせるので、互いに悩みを打ち明け、自分だけが大変なわけではないと知り、前向きになれる機会にもなっていますね。

新人 はい。技術面では少人数制研修で技術指導者から丁寧な指導を受け、スマートフォンや電子カルテで、いつでも技術の確認や学習ができる教育環境でしっかり学ぶことができています。

先輩 学生時代の学びは成人看護が中心なので、小児の脳外科や血液疾患、成長発達などあらためて学ぶことも多く、新人にとっては大変かもしれないですね。

新人 勉強が多く追いつかずに焦っていたころ、師長やプリセプターとの面談で「焦らなくて大丈夫。自信がないときは何度質問しても構わない」と声をかけてもらったことで、安心できました。病棟スタッフが常に笑顔なので、私も明るく前向きに取り組めています。

先輩 新人なら誰でも通る道ですよね。私たち先輩は、新人に対して常に気にかけていることを伝え、話しやすい雰囲気づくりを心がけています。学びに関しては、本人の力になるようにまずは自分で調べ、自ら考えられるようにかかわっています。

患児と家族は1つのユニット
良好な関係性を築き、看護に生かす

先輩 成人の患者さんだと疾患や内服の必要性の理解も得やすいですが、小児の場合は難しい面もあります。その点はどう感じていますか。

新人 薬をなかなか飲んでもらえずに、その後のスケジュールがずれることもあり、意思疎通の難しさを感じています。

先輩 患児には親と離れる分離不安、親は子どもの罹患に混乱し、何も考えられない状態になることもあります。小児科は家族も交えて1つのユニットと考え、寄り添うことが大切だと思います。

新人 初めてのオペ出しでは自分のことで精一杯で、不安を感じている患児やご家族へのメンタルサポートが十分にできませんでした。適切なサポートをしている先輩の姿から多くのことを学びました。

先輩 子どもは好き嫌いがはっきりしています。患児に名前で呼ばれていますよね。名前で呼ばれるのは良いかかわりができている証です。日々の業務記録でも勉強のあとが見え、成長を感じています。

新人 うれしいです。少しでも成長できるように、疾患の勉強にくわえて受け持ち患児の内服や手術の内容をまとめたり、先輩たちのかかわりを参考にしてコミュニケーションをとったりしています。

先輩 多重業務が増えてくると、患児や家族とのかかわりが薄くなりがちです。忙しい中でも時間を見つけて会話し、患児の環境を気にかけていれば、より良い看護が実践できると期待しています。一緒に患児の成長過程を見守っていきましょう。

LINEを交換し、趣味など仕事以外の話でも盛り上がるという。良好な関係性に「安心して仕事に臨める」と新人看護師。
電子カルテを見ながら受け持ち患児の状態を確認する。先輩の助言から看護の視点を学ぶ。
「子どもを見守ってくれてありがとう」というご家族からの感謝の言葉も、小児看護のやりがいに。先輩看護師は小児プライマリケア認定看護師を目指している。
ポートフォリオの中には、先輩からもらった手紙も収められている。「看護師に向いていないのではと悩んだときに、先輩からのたくさんのエールに励まされました」と話す。

全国から集まる先輩ナースたち

出身地内訳
入職者の出身地内訳:関東81% 九州・沖縄8% 中国・四国5% 北海道・東北4% 中部2%
2023年入職の当院ナース

定期的な勉強会や手技への同行など、
先輩方の細やかなフォローで成長できた

静岡県出身
産科病棟・MFICU

 地元を離れて就職することに対しての不安や心配事はありませんでしたが、何かあった際は家族に連絡をとり、支えてもらっていました。同期とはお互い情報共有し、自分が経験していない症例などについて学び合っています。
 先輩方が定期的に勉強会を開催してくれたり、慣れない手技には同行してくれたり、たくさんのアドバイスやフォローをしてくれたおかげで日々成長することができています。