心強い同期の存在。
助け合いながら成長していく
A 私は千葉大学だったので実習も当院で、病棟の雰囲気もよくわかっていたため迷わず入職しましたが、Bさんはなぜ当院を選んだのですか。
B ほかの病院と比べて新人研修が豊富で、新人へのサポート体制が整っていると感じたからです。実際に入職してみて、イメージどおりでした。研修内容はとても充実しています。病棟ではフォローの先輩が「困っていることはない?」とまめに声をかけてくれるので、すごく安心して働けています。
A 私もそれを日々感じています。その日にフォローしてくれる先輩だけでなく、どの先輩も一から丁寧に教えてくれます。検温や処置などを担当する前には、「わからないことある?」と必ず聞いてくれるので、安心して実施することができます。先輩と毎日その日の振り返りをして、良かったところと改善点を一緒に考えています。また、私にとっては同期の存在もとても心強いです。所属する病棟には私たちを含めて4人新人がいますが、切磋琢磨しながら頑張っていますよね。
B 同期の存在は本当に大きいですね。忙しくて仕事が終わりそうもないときに、同期が「もう帰れそう?」などと冗談っぽく声をかけてくれます。「帰れないかも」と私が笑いながら返す、そんなちょっとしたやりとりがあるだけで、焦っていた気持ちが落ち着き、楽になります。手が空いていれば業務を手伝うなど、お互いに助け合っています。
安心して働ける良い環境を
後輩たちにつなぎたい
A 研修は、講義でしっかりと根拠を理解してから実技をします。病棟で実践しそうな時期にタイムリーに研修が開催されるので、身につけた知識をすぐに反映することができます。この前マットレスに関するセミナーを受けたのですが、楽しかったです。病棟では患者さんに合わせたマットレスを選択しています。セミナーで実際にマットレスに横になり、動きやすさや柔らかさを体験できたので、業務に生かしています。Bさんが受けて良かった研修は何ですか。
B 私はBLS研修です。当病棟には高齢患者さんも多く、痰を詰まらせて窒息しそうになることもあるので、BLS研修を受けておくことは大切だと思いました。
A 今は仕事を覚えて安全に実践することで精一杯ですが、2年目になると新人が入ってきます。それまでに患者さんの退院後の生活も見据えた看護、患者さんと良好なコミュニケーションがとれるようになることを目指したいです。
B 当院の看護部の理念は“「じぶんらしく生きる」を支え未来をつくる”ですが、私はまだ患者さんがその人らしく生きられるようなサポートができません。先輩たちの看護を見て学び、一人ひとりの患者さんに寄り添い、コミュニケーションを大切にした看護ができるようになりたいと思います。
A 私たちが先輩からしてもらったように、新人が困っていることを気軽に相談できる身近な存在になれたらいいですね。この病棟の良さと、新人が安心して働ける環境を私たちも次につないでいきましょう。