医療型障害児入所施設・
療養介護施設
利用者さんのいのちの輝きを共にみつめて
東京都福祉局(府中療育センター/北療育医療センター)
利用者さん一人ひとりの個別性に合わせたケアを行っています。
私たち看護師の使命は言語的コミュニケーションが困難な利用者の表情や身体の動きから様々なサインや微細な変化を読み取り、異常の早期発見と早期対応することです。利用者に寄り添い、じっくりと時間をかけてわかりあうことで、利用者の笑顔や喜びを一つひとつ増やせるよう「その人らしさ」を尊重したケアを実践しています。
各職種が密接に連携したチーム医療を推進しています。
重症心身障害児(者)の呼吸ケアは、私たち看護師の正確なアセスメントが欠かせません。
さらに呼吸障害など合併症予防や身体機能の維持のために医師、看護師、理学療法士、薬剤師、臨床工学士、歯科衛生士の多職種による呼吸サポートチームの活動が重要です。摂食・嚥下障害を抱えている方へは多職種チームでのミールラウンドで、実際の食事場面を観察評価してスタッフにアドバイスし、一人ひとりの利用者に美味しく安全に食べる支援をしています。各職種が密接に連携しながら、利用者の質の高い療育・医療を提供しています。専門チームは他にも、NST(栄養サポートチーム)、痙縮治療チーム、院内感染制御チーム、緩和ケアチーム、褥瘡対策チーム、医療安全対策チームなどが活動しています。
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新人看護師一人ひとりに実施指導者がつき丁寧に指導しています。
病棟スタッフ全体で新人看護師を育成しています。
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子育て経験のある看護師も多く、ママにも働きやすい環境です。
男性看護師も活躍しています。利用者さんから頼りにされています。
東京都福祉保健局
療育の現場から 新規採用職員
認定看護師連絡会では、よりよい障害児(者)看護と共に生活の視点で支援を目指しています。スタッフの「ちょっと気になる」疑問に少しでも早く答えられるように病棟ラウンドやコンサルテーションを行っています。
- 学生さんへのメッセージ
- 4月に入職して初めて重症心身障害児(者)の看護に携わりました。不安も沢山ありましたが、病棟に配属になってからは先輩方が利用者さんの特徴を踏まえた看護を丁寧に教えてくださるので、安心して業務が行えます。日々の関わりの中から表情の変化や反応の違いなどが分かってくるようになってきてやりがいを感じています。