中津市立中津市民病院

病気できつく、慣れない入院環境を送る児とその家族に寄り添い、できるだけストレスを抱えず治療を頑張れるよう看護を行っています。言葉がまだ理解できなかったり、自分の気持ちを表現できない小さな子どもや、採血や検査など泣き叫んで抵抗する子どもも多くいます。言葉がわからなくてもできるだけわかりやすい言葉やジェスチャーなどを使いながらしっかり説明し、どうしたら頑張れるか、苦痛を和らげる方法などをご家族も含めて一緒に考え、実施後は沢山褒めることを心掛けています。小さな身体で頑張る姿、頑張った後の得意げな子どもたちの表情に私もパワーをもらっています。

自身の入院経験で出会った当院の看護師に憧れて看護師を目指しました。当院は様々な診療科が揃っており、多くの経験と学びを得ることができるため入職を決めました。

入職後すぐに新人研修が始まり、同期の看護師や他職種の同期たちと研修を行い看護技術を学びます。基礎看護技術をはじめ、お互いに点滴ルート確保の練習、急変時対応や多重課題などを行い、意見を出し合ったり時には意見がぶつかったりと、新たな視野が広り多くの学びがあります。先輩看護師の方々が優しく丁寧に指導してくださり、楽しく学ぶことができました。

小児科病棟は柔らかい雰囲気の色合いの内装となっており、プレイルームや保育士常駐など小児科特有の環境が整っています。 大変な治療を行いながらも、子どもたちの笑い声や検査を頑張った誇らしげな表情や声、泣き声などであふれています。 病棟で働く看護師も子育て世代が多く、患児やそのご家族の気持ちに寄り添いながら看護を行っています。また、当院は福利厚生が手厚く、子育てしながら看護師を続けていける環境が整っています。

新人の方が安心して働くことができる環境作りを大切にしています。わからないことは気軽に相談でき、先輩方が丁寧にサポートしてくれます。 見学でも構いませんので1度当院の雰囲気を感じてみて下さい。

情報収集や検温など何を行うにも自信がなく時間がかかっていました。しかし、先輩方は私の看護を見守ってくれ、根拠や留意点などどうしたら効率よく実施できるかを優しく教えてくれたため自信をもって行えるようになりました。わからないことがわからない私に、具体的に質問を投げかけてくれたりわかりやすくアドバイスをしてくれたりと、聞きやすい環境を作ってくれました。常に疑問をもって確認すること、受け持ち患児とそのご家族に責任を持ち真摯に関わることの大切さを教えてくれたことは自分自身の成長にも繋がりました。