総合病院 厚生中央病院

私は手術室で働いています。入職してから４か月目の現在の業務は、手術の時に医師に手術器械を渡す機械出しを主に行っています。今後に向けて、術中の患者さんの観察やケアを行う外回りの仕事も勉強しています。手術は患者さんにとって大きな不安になることが多いです。そのため、病棟と比べて患者さんとのコミュニケーションの時間が短くても、不安を軽減できる関りを心がけるように指導していただいたことを実践できるよう学んでします。

私が入職を決めた１番の理由は、患者さんへの対応がとても良かったからです。私は就職活動の際多くの病院へ就業体験に行きましたが、どんな患者さんへも声かけを欠かさない厚生中央病院で自分も看護を実践したいと強く思いました。他にも、ローテーション研修があることなど、新人への教育にとても力を入れてもらえる病院だと感じ、安心して成長できる環境だと感じ決めました。就業体験の時も、師長さんを始め、多くのスタッフの方に声をかけていただいたことも印象的でした。

私が最も印象に残っていることは、ローテーション研修です。新人が配属されるすべての病棟に３日間ずつローテーションで行くことができ、この病院の大きな特徴だと思います。その研修で整形病棟へ行った時のことは心に残りました。この病棟は認知症の患者さんが多く、昼食をナースステーションで取る患者さんに対して、近くを通る時に声をかけるスタッフがいました。また、同じような質問をされても何度も応えており、忙しい中でも患者さんに対して丁寧な対応をされていたのが印象的でした。

私は手術室で働いています。１年目から手術室で勤務できることは、早い段階からより専門的な経験を積めるため、大きな魅力だと感じます。病棟とは異なり、術中の看護を学ぶことができ多くの疾患や術式についての知識を得ることができます。先輩方は、明るい雰囲気で働かれている一方で、術中の急変しやすい患者さんに対して責任を持って対応されています。師長さんや先輩方が丁寧に指導してくださるため、看護師として成長できる環境だと思います。

就業体験に積極的に行けると良いと思います