国立病院機構 広島西医療センター

私は、重症心身障がい児（者）病棟で勤務しています。病棟では、医療処置だけではなく、食事や入浴などの日常生活援助を行っています。患者の多くは言葉で思いを伝えることが難しいため、　些細なしぐさであっても看護師に向けてメッセージを送っていると考え、日々の関わりから得られる気づきを大切にしています。

神経筋難病病棟と重症心身障がい児（者）病棟の存在が大きかったです。それぞれ患者さんの生活の場であることが特徴であり、患者さんの生活に触れることで自分の看護観を患者さんと一緒に　育てることができると考えました。また、人工呼吸器装着の患者さんが多いため、人工呼吸器に関する学びを深めることができるところも魅力に感じ、入職を決めました。

新人研修の中には、院内で使用されている人工呼吸器の操作方法の説明や実際に触れる機会があります。私の所属病棟も人工呼吸器を装着している患者さんが多く、研修で学んだ技術や知識は患者さんへの安全な看護に繋げることができています。

私の勤務する病棟は、患者さんと関わる時間を多く作れるところが魅力です。療育活動では定期的に看護師も参加し、イベントなどを通じて患者さんとの関係を深めています。また、看護技術の　面で不安を感じても先輩看護師に声をかけやすい雰囲気もあり、安心して看護に取り組めています。

看護学生は実習や勉強で毎日大変だと思いますが、１人の学生としてしっかりとその期間を楽しむことも大切だと思います。頑張るときは頑張る！休むときは休む！といった感じで気負わずに一緒に頑張りましょう！ 皆さんと一緒に働くことを楽しみにしています。