川崎市立川崎病院

日々の業務はバイタルサイン測定、清潔ケア、内服投与、点滴投与、ミルク介助の他、自宅へ退院すると内服管理などは家族が行うことがほとんどであり家族看護も重要視しています。1年目の時に幼児へ鼻腔吸引した際に先輩看護師からいただいた助言が印象に残っています。それは「子供達はすでに頑張っているから、頑張れではなく偉いね、すごいねと褒める声掛けをしてあげてほしい。」でした。この言葉を大切にしながら子どもが頑張れるような声掛けを行うようにしています。

学校で川崎市立川崎病院のパンフレットを見つけ「病気ではなく病人を診る心を大切に」という理念に惹かれました。当院に務めている先輩看護師より情報取集を行い、寮などの設備や新人教育研修などのプログラムが充実しており安心して働ける環境であることを知り、当院への入職を決めました。

1年目でオムツ交換などの基本的な物から挿管準備や介助など未体験な研修を受けました。技術の研修の際は5人程度のグループに分けられ、それぞれのグループに講師が配置され質問しやすい環境が整えられていました。また研修で行った技術を病棟で体験することで速やかに学んだことを吸収できていました。

ワンチームでお互いの進捗状況を確認しながら協力して業務を行っています。初めて行うことには先輩看護師が側でサポートしながら進めていきます。そして、病棟の雰囲気が温かく、分からないことや知りたいことを発信しやすい環境だと思います。

入職してからも勉強することは多いですが患児が名前を呼んでくれたり、「ありがとう。」という言葉を聞くと力が出てきます。就職活動、実習、課題と多くの試練があると思いますが、その試練は必ず自分のためになります。川崎市立病院で一緒に働くことができることを楽しみにしています。