あいちの県立病院
あいちの県立病院は、他の医療機関では対応困難な、精神・小児・心身障害分野等の政策的医療と県民の医療ニーズが高いがんの専門医療を担っており、機能の充実と安心・安全で高度な医療を目指し、施設設備の改善を図るとともに、健全な経営基盤の確立に努力しています。
- 所在地
- 愛知県
- 病床数
- 1,240床
- 看護師数
- 1,147名
- 募集職種
- 看護師 / 助産師
- 設置母体
- 公立病院(都道府県・市区町村・組合)
愛知県立大学
看護師
2020年
救急科(ICU含む)
Q
現在の業務内容とエピソード(印象的な看護ケア先輩からの指導など)について教えてください。
NICUでは疾患をもつ児の分娩から治療、在宅移行支援を行っています。現在看護師4年目となり、先輩看護師の指導の下、重症疾患をもつ患児の受け持ち看護師として看護ケアに取り組んでいます。分娩に立ち会い、児の誕生の喜びを家族と共有できるときや、様々な治療を経て退院後にNICUを訪れてくれたときにNICUで働いていて良かったと思う瞬間です。
Q
貴院に入職を決めた理由と、志望動機を教えてください。
もともと子どもが好きだったので小児専門病院で働いてみたいと思っていました。看護師になると決めたときからNICUで働くことが目標だったので、就業体験を利用していくつか病院見学をしました。その中でも当センターNICUの雰囲気が良く、熱意を持って指導されていると思ったので志望しました。
Q
新人研修教育プログラムについて印象に残っていることや感想を教えてください。
新人研修では様々な発達段階にある小児の看護や家族役割を学びます。現在は新生児とその家族を対象としていますが、NICUを卒業した後の児と家族の将来を考えるきっかけとなりました。また、グループワークでは他部署の看護師とも意見交換ができます。意見交換で行き詰まったときには、ファシリテーターからの助言を得て、さらに考えを深めることができます。
Q
特長や病棟の雰囲気など、貴院の魅力を教えてください。
当センターのNICUは主に心臓や脳、消化器疾患を抱えていたり、染色体異常がある児を治療しているところであり、低出生体重児の多い他施設のNICUとの違いです。様々な疾患を持つ患児が他施設からも搬送されてくるため、新生児治療に加えてさまざまな疾患についての幅広い知識を身につけることが出来ると思います。
Q
これから就職活動を行う、看護学生のみなさんへメッセージをお願いします。
看護学生の時は実習が大変で看護師になって働いている自分を想像することができませんでした。NICUは重症疾患をもつ患児も多く、精神がすり減ることもありますが、自分が挑戦してみたい分野であったからこそ頑張れていると思います。そして何よりも元気に退院していく姿を見ることができるのが、モチベーションにつながっています。
Q
入職1年目の頃に苦労したことなど、新卒のころ大変だったことについて教えてください。
まず赤ちゃんのお世話が初めてで、あやすことに必死でした。時間指示を確認して実施することにも精一杯で、出来ていないと落ち込むことが何度もありました。優先順位をつけて働くことがとても苦手でした。
Q
貴院の強みやPRポイントについて教えてください。
小児専門病院であり、さまざまな疾患を学ぶことが出来ます。また、入院していても児や家族に季節の移り変わりを感じ取ってもらえるように、児の誕生日や月行事、夏祭りやクリスマス会などを、医師や保育士などども協働して取り組んでいます。
Q
夜勤はいつから始まりますか?また、夜勤の業務内容や感想印象などを教えてください。
夜勤は一年目の夏から始まりました。部署にもよりますが、私の所属しているNICUは二交代制です。新生児は3時間おきにミルクをあげる必要があるので、そのタイミングに合わせてバイタルサイン測定を行います。NICUでは重症疾患をもつ患児も入院しているので、昼夜限らず急変があったり、分娩や他施設からの搬送を受け入れることもあります。