藤田医科大学病院

担当業務は、患者さんを受け持ち検温やべッドサイドケアを行っています。他には、病棟のリーダー業務、学生指導、管理者不在時の代行など業務内容は多岐に渡ります。学生指導の場面では、自分の指導、助言がしっかりと学生に伝わり、学生の言葉や看護から成長を感じた時はやりがいを感じます。学生にとって、臨床実習というのはかけがえのない貴重な機会だと思っているため、印象に残る指導ができるよう一生懸命向き合っています。学生から憧れや感謝の言葉をもらうこともあり、私もとても励みになります。

藤田医科大学卒のため、学生の頃から身近であった大学病院に就職したいなと思っていました。大規模の病院のため学べることが多いことや新人教育が充実していることに魅力を感じました。また働き方として、入職当時は取り入れている病院が少なかった「2交代制」であった点も入職を決めた1つです。連休が取れやすく、ワークライフバランスが充実しています。

新人看護師が使用する看護技術チェック表の評価を、部署の先輩たちが夜遅くまで丁寧にチェックしてくれたことが印象に残っています。べッドサイドケアや療養環境といった基本的なところを丁寧に、時に厳しく教えてもらったので今の自分があると感じています。

脳神経内科病棟は急性期から慢性期の患者さん、終末期の患者さん等さまざまなステージの方がいます。麻痺や歩行障害がある患者さんも多いため、学校で学ぶ看護技術の経験をたくさん積むことができます。その人らしい人生を送れるように入院時から退院を見据えて看護をしています。スタッフも若い看護師が多く、病棟も明るくて優しい雰囲気です。私自身、結婚、2 度の産休・育休、一時期の時短勤務を得て今に至るので、子供たちの体調や行事で迷惑をかける場面がありますが、スタッフの理解のおかげで仕事が続けられています。

皆さんはどんな看護師になりたいですか？就職後は日々業務を覚え、技術や知識を身につけていきますが、それぞれ個人の持っている看護観や新人看護師として働き始めた時の初心はずっと忘れずに持っていてほしいなと思います。素敵な看護師になって一緒に仕事ができる日を楽しみにしています！