就業体験とは、看護体験ができる病院主催のイベントです。
※ナース専科就職ではインターンシップ(5日間以上の就業体験 等)も含めて「就業体験」と表記しています。
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就業体験とは

日本赤十字社 和歌山医療センター

所在地: 和歌山県
病院形態: 公的病院(国家公務員、独立行政法人、赤十字等)
募集職種: 看護師 助産師
看護師数: 924名 病床数: 700床
  • 2交代制
  • 奨学金制度
  • 三次救急
  • 認定・専門
  • 資格取得補助
  • 寮・住宅補助
  • 保育施設
  • 退職金

赤十字の看護師として、思いやりのある看護を。

就業体験とは、看護体験ができる病院主催のイベントです。
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最新イベント情報(2024/09/02更新)

直近開催の見学会・説明会 2025/2/8 病院見学会(現地開催)
新卒採用情報(2026年4月入職)※各種タブを選択

病院からのメッセージ

当医療センター看護部は、明治38年の開設から伝統を大切にしつつ、患者さんに最良の医療を提供するために看護実践を積み重ねてきました。
「赤十字の看護職員として、思いやりのある看護の実践」を理念として、救急医療、高度医療、がん医療や災害時等に対応できる看護師の育成のため、OJTとoff-JTの連携を強化した教育プログラムに力を入れています。多職種とのチーム医療にも看護職が積極的に参加し、実践力の向上に努めています。看護師の特定行為研修指定研修機関になっていること、東京医療保健大学大学院 和歌山看護学研究科が当医療センター敷地内のあることから働きながら専門性の高い継続教育を受けることもできます。

看護部長からのメッセージ

看護部長
東田 裕子

看護部長からのメッセージ

看護師としての誇りをもち働き続けられる環境を整えるために、働き方改革に力を入れています。部署間での応援体制の実施や夜間の看護師配置を手厚くし、看護補助者の夜勤も行っています。看護業務の見直しや他職種との業務分担などの話し合いなどもすすめていきます。
今後、未知なる感染症や災害など予測不可能な状況が発生するかもしれません。柔軟に物事をとらえ、しっかり自分で考え行動できることが求められます。一人ではできないことも、みんなで協力し、知恵を出し合い、行動することができれば解決できると信じています。看護職員一同、思いやりのある看護を実践し、実現していきます。

病院概要

病院形態 公的病院(国家公務員、独立行政法人、赤十字等)
開設者 日本赤十字社
開設日 明治38年4月1日
院長名 山下 幸孝
看護部長 東田 裕子
病床数 700床
職員数 1770人(うち、看護職員数924人)
患者数 外来:1206人/日 入院:583人/日
診療科目 心療内科、血液内科、小児科、小児外科、整形外科、形成外科、脳神経外科、心臓血管外科、呼吸器外科、消化器外科、精神科、耳鼻咽喉科、眼科、産婦人科、リウマチ科、脳神経内科、腎臓内科、歯科口腔外科、リハビリテーション科、麻酔科、皮膚科、泌尿器科、循環器内科、呼吸器内科、消化器内科、乳腺外科、救急科(ICU含む)、糖尿病・内分泌内科、放射線治療科、放射線診断科、感染症内科、漢方内科、緩和ケア内科、腫瘍内科、救急科・集中治療部、病理診断科、健診部(健康管理センター)
センター・施設
救急指定 三次救急
看護体制 7対1
看護方式 DPNS(デイパートナーナーシングシステム)
認定看護師 認定看護師が活躍しています
がん性疼痛看護、がん放射線療法看護、感染管理、緩和ケア、救急看護、集中ケア、手術看護、新生児集中ケア、透析看護、乳がん看護、認知症看護、脳卒中リハビリテーション看護、皮膚・排泄ケア、不妊症看護、慢性呼吸器疾患看護、他 、 緩和ケア看護、新生児集中ケア看護、認知症看護、心不全看護、がん薬物療法看護、クリティカルケア看護
専門看護師 専門看護師が活躍しています
がん看護、在宅看護
病院所在地 〒640-8558 和歌山県和歌山市小松原通四丁目20番地
アクセス 〒640-8558 和歌山市小松原通四丁目20番地
<最寄りの駅>JR和歌山駅、南海電鉄和歌山市駅
<最寄りのバス停>「日赤医療センター前」 JR和歌山駅、または南海電鉄和歌山市駅より約20分
URL 「日本赤十字社 和歌山医療センター」のHPへはこちらをクリックしてください。
採用実績校 東京医療保健大学(和歌山看護学部)
和歌山市医師会看護専門学校
和歌山県立医科大学
和歌山赤十字看護専門学校
日本赤十字北海道看護大学
日本赤十字秋田看護大学
日本赤十字豊田看護大学
和歌山県立高等看護学院(助産学科)
和歌山県立高等看護学院
和歌山県立熊野高等学校
国保野上厚生総合病院附属看護専門学校
日高看護専門学校
和歌山看護専門学校
和歌山県立なぎ看護学校
白鳳短期大学
関西看護医療大学
関西医療大学
ベルランド看護助産専門学校(助産学科)
ベルランド看護助産専門学校(看護学科)
久米田看護専門学校
佛教大学
大阪医専(看護保健学科)
大阪暁光高等学校
大阪済生会中津看護専門学校
大阪青山大学
大阪赤十字看護専門学校
大阪大学
河崎会看護専門学校
京都第一赤十字看護専門学校
京都第二赤十字看護専門学校
京都橘大学
錦秀会看護専門学校
近畿大学附属看護専門学校
京都先端科学大学
姫路大学
梅花女子大学
奈良市立看護専門学校
奈良県立五条病院附属看護専門学校
徳島県立富岡東高等学校
徳島大学
松山赤十字看護専門学校
香川県立飯山高等学校
久留米大学
日本赤十字九州国際看護大学
福岡県立大学
西南女学院大学
旭川荘厚生専門学院
高知学園短期大学
神戸常盤大学
甲南女子大学
大阪府立大学
千葉科学大学
諏訪中央病院看護専門学校
三重県立看護大学
松阪看護専門学校
鈴鹿医療科学大学
滋賀県済生会看護専門学校
滋賀県立大学大学院
医療法人好寿会美原看護専門学校
堺看護専門学校
大和大学
ベルランド看護助産大学校
泉州看護専門学校
泉佐野泉南医師会看護専門学校
関西福祉大学
阪奈中央看護専門学校
和歌山県立南紀高等学校
紀南看護専門学校
佐賀女子短期大学付属佐賀女子高等学校
日本赤十字広島看護大学
岡山赤十字看護専門学校

教育体制・研修制度

新人研修

教育体制

「共に育つ」そんな環境がここにはあります。
当医療センターの長い歴史の中で、看護部は人材育成に力を入れてきました。脈々と受け継がれる看護を伝え、実践することで新人看護師もベテラン看護師も一緒に成長できるように教育体制を整えています。
集合研修には、新人看護師看護職員研修とキャリア開発ラダー研修があります。研修はできるだけ座学ではなく、シミュレーション研修や演習を多く取り入れ、日頃の看護を振り返りながら、思考を整理したり、新しい知識を習得します。そして研修で学んだことがより深まり、実践で活用できるよう事後課題もありますが、講師などがきめ細やかに支援しています。
新人看護師研修は、1年間を通して集合研修とOJTを連動させながら学びます。実地指導者、教育担当者などの指導者役割のある看護師だけでなく、すべての職員が関わります。
また多くの研修には地域の看護職員も参加し、ともに学んでいます。グループワークや技術演習で一緒に学ぶことで親交が深まっています。環境が違っても同じ看護職として刺激しあうことができています。

継続教育について

日本赤十字社「赤十字施設のキャリア開発ラダーシステム」とは

キャリアラダーとは、自分のキャリアをデザインし段階的にキャリアアップしていくシステムです。当医療センターでは、「日本赤十字社のキャリア開発ラダーシステム」に沿って継続教育を行っており、自身のキャリアを自分で伸ばしていける環境を作っています。

実践者レベルⅢまでのキャリアを積んだ後は、4つのキャリアを考えることができます。
① 実践者ラダー:専門看護師や認定看護師、特定行為研修を終了した看護師等のスペシャリスト
② 管理者ラダー:看護管理者   
③ 国際ラダー :国際救援活動要員     
④ 教員ラダー :赤十字の看護学校・助産学校教員

また、それぞれのレベルに沿って、様々な研修も開催しています。例えばフィジカルアセスメントやリーダーシップ、指導者育成コースなどがあり、キャリアの促進を支援しています。

この仕組みを活用し、赤十字グループメリットを生かした人材育成の一環として人材交流を促進し、赤十字全体の看護の質が向上することが期待されています。

新人看護師への支援体制

看護提供方式(DPNS)とは

各部署では、実地指導者やエルダー、リーダー・チームリーダー、スタッフと共に看護実践を行いながら、多くのことを学んでいきます。
当センターの看護提供方式は、デイパートナーシップ・ナーシングシステム(DPNS)です。DPNSでは、2名の看護師で複数の患者を担当します。
パートナー同士で情報共有しながら、患者さんの看護についてディスカッションし、より良い看護を実践するためのシステムです。
 新人看護師にとって、困ったり判断に迷ったりした時、DPNSはすぐに相談でき、安心して看護に取り組めるシステムだと思います。そして、近くで先輩看護師の看護を見ることができ、学びを得る機会にもなりますし、先輩看護師と一緒に行動することで、コミュニケーションを取る機会も増え、職場にも早く慣れることができます。

新人看護職員研修計画

年間計画

4月入職時は、社会人としてのマナーを考えながら、日常業務に必要なバイタルサイン測定、感染管理、採血などの看護技術研修を行っています。看護技術研修では、各部署から指導者も協力員として参加、新人看護師への指導を行います。2週間の集合研修後、3つの部署をローテーションし、集合研修で学んだ看護技術を実践し、先輩看護師のシャドウイングを通して、看護チームの一員としてどのように行動すればよいかを学んでいきます。ローテーション後は配属部署での勤務が始まります。6月頃から夜勤開始に向けて、一次救命処置、静脈注射、多重課題研修など、少しずつ複雑な研修内容になっていきます。また、新人看護師研修は、看護技術や業務のことだけでなく、ストレスを和らげるようなリフレッシュ研修や、キャリアを考える研修を行っています。頑張り続けている新人看護師が、少しでもほっとできる時間も大切にし、みんなで励まし合いながら成長できる環境を作っています。

スキルラボ室

教育・研修制度

採血や静脈注射、皮下・筋肉内注射や導尿、吸引、口腔ケアができるシミュレーターがあり、いつでも練習できます。

スキルラボ室

教育・研修制度

実際と同じ環境の訓練用病室を用意しており、清拭や洗髪、食事介助などの日常生活援助の練習もできます。

職場の雰囲気

私の一日

8時45分   1日の準備
9時~    申し送り、モーニングカンファレンス
夜勤看護師から患者さんの申し送りと病棟看護師長からの情報伝達があります。

9時30分   患者さんのもとへ。保清、看護ケアを行います。

12時15分  ランチタイム
同期と共に、ホット一息。

13時    カンファレンス
多職種と連携し、カンファレンスを行います。

14時    患者さんのもとへ
午後の患者さんの状態を観察します

15時    入院患者さんの受入れやケアの実施

16時    リーダーへの報告
日勤リーダーに患者さんの状態や変更したケアや医師の指示などを明確に伝えます

      看護計画評価・電子カルテ入力・1日の振り返り
電子カルテの入力や先輩看護師と1日の振り返りを行います

17時15分  勤務終了

患者さんの全体像を捉え、優先順位を考えて行動し、患者さんや家族の支えとなるような看護を提供したい

新人看護師インタビュー

【看護師になったきっかけ】
私が中学生の頃、祖父母が同じ時期に癌を患い、入院生活を送る中で、祖父母の治療や入院生活を支える看護師の姿をみて看護師という職業に興味・憧れを持ちました。入院生活を通して祖父母を含む家族や、私自身が看護師に支えられてきた分、私が看護師となって患者さんやその家族を支えられるようになりたいと考えたため、看護師を目指すようになりました。
【頑張っていること・気をつけていること】
新人として、分からないことや悩んだことをそのままにするのではなく、自分なりに考えたうえでペアの看護師や指導者さんに相談し、その日のうちに少しでも解決するように行動しています。自身が分かるところまで考えて相手に伝え、先輩から助言や指導をいただいたうえで、自宅に戻った後、ノートにまとめるなど次に同じ状況になった際、自分なりにわかりやすいようにし、次に活かせるように行動しています。
【今後の目標は?】
目の前の状況のみをみて判断するのではなく、背景や患者さん全体を把握したうえで今行うべき行動は何かを考え、常に物事の優先順位を付けて患者さんのために行動していきたいです。

新人さんの働きやすい環境をつくり、一緒に学び、成長していく

指導者インタビュー

【指導者で気を付けていること】
新人指導を初めて任され、先輩看護師に助言を得ながら学んでいます。一番気を付けていることは、自分が新人だった頃の気持ちを思い出し、新人さんの立場になって考え、気持ちに寄り添うことです。失敗して悔しくなったり、周りと比べて落ち込んでしまう等、同じ経験をしている時には「私もそうだったよ。」と伝えるようにしています。また、表情をみて体調の変化や困っていること、気持ちの焦りなどに気づけるようにしています。
【指導者で意識していること】
院内研修の指導者育成コースを受講し、学んだことを実践に活かせるようにしています。特に指導ばかりになるのではなく、新卒さんの気持ちや考え、看護観を知ったうえで、一緒に看護を考えアセスメントできるように意識しています。自分に足りないことを新人さんから学ぶことも多いです。
【後輩へメッセージ】
失敗や分からないことが多くて悔しい気持ちになることが多いと思いますが、働き始めたころよりも着実にできることが増えています。様々な患者さんとの関わりで多くを学んでいるので、これからも一緒に悩んだり、考えたりしながら成長していきたいですね。


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