医療法人社団積信会 長谷川病院

看護職員も患者様も女性だけのスーパー救急病棟で働いています。救急病棟なので10代から90代ととても幅広い年齢層、多種多様の疾患や生活背景を抱えた患者様と日々関わっています。薬物療法で早期に回復する患者様がいる反面、生きてきた中で形成された考え方や、価値観と対峙して関わることが重要となることも多々あります。入院期間が限られている中で、きれいさっぱりよくなる補償はないですが、そこがやりがいでもあり、難しさでもあります。

大学での講義で精神科に興味を持ちました。当院は実習病院でしたが、コロナ禍であったため、領域別実習も統合実習もいけませんでしたので、大学2年の時に当院に就業体験へ来て入職を決めました。

1年目は精神科の基礎的な学習を同期の仲間たちと行っていきます。精神科ですが、救急病棟を持っているためか、身体的な救急事例や精神科的な救急事例があります。そんな際にも、医療を提供できるように、急変時の訓練や精神科における暴力対応の学習も積みます。

病棟の先輩方がとても働きやすい雰囲気づくりをしてくれています。私も2年目看護師になり、後輩が出来て、質問を受ける場面が度々あって、自分の理解も曖昧であることが明確化されることが多々あります。不安になることもあるけれど、1年目の時に無かった緊張感があってやりがいを感じています。

患者様と真剣に関わることで、「あなただから話すことが出来た。」「あの時、アドバイスをくれたから治療を継続できた。」と感謝されることはとても嬉しいです。こんな思いを当院で皆さんにも味わってほしいです。就業体験、お待ちしていますね。