国立病院機構 とくしま医療センター西病院

勤務する病棟は、筋ジストロフィー療養介護病棟であり、患者さんは長期的に入院されています。ADLは全介助で、人工呼吸器・気管切開・吸引・経管栄養など、医療処置を必要とする患者さんが多く療養されています。患者さんにとって、病院が治療の場であると共に生活の場であり、中には、電動車椅子に人工呼吸器を搭載して、自分の意思で行動し、季節の行事や工房での作品作りに参加されている方もおりアットホームな雰囲気です。

国立病院機構は全国に１４０病院あり、日本最大の病院グループになります。当院は神経・筋難病、筋ジストロフィーの医療・看護の役割を担っており、患者さんと真剣に向き合い、じっくりと、ゆっくりと関わることができます。私は国立病院機構・公立病院・民間病院で勤務した経験がありますが、当院の看護師たちは、人間味あふれる温かさがあります。また、しっかりとした福利厚生があり、安心して働くことができ、公私ともに充実できることが当院を選ぶきっかけになりました。

看護師は、新卒からベテランまで、声をかけ合い、お互いに協力し合いながら働ける職場で、頼り、頼られ、ともに成長していける環境私があります。 教育に関しては、教育担当看護師長をはじめ、病棟看護師長・副看護師長・先輩看護師と、病院全体で育成してくれる環境があります。キャリアアップについても支援していただき、自分が目指す分野に必要な研修や業務を経験させていただくこともできます。

当院は、疾患が慢性的で進行性である患者が多いという特徴から、徐々に身体機能が低下し、できていたことができなくなっていきます。意思疎通も難しくなっていく中で、少しの目の動きや口の開閉で患者さんの伝えたい想いがわかったときは、難病看護のやりがいを感じます。当院の看護師はみんな、日々患者さんの想いを感じながら看護している姿は、当院の自慢であり、魅力であると感じています。

育児と仕事を両立し頑張っています。勤務では、家庭の状況や子どもの行事などがあれば、上司と相談しながら調整することも考えていただいています。