鶴巻温泉病院

現在は回復期リハビリテーション病棟に異動していますが、入職時は神経難病病棟に配属されました。 そこでは言語的コミュニケーションがとれない患者さんも多く、目や手足の微細な動きを汲み取って意思疎通を図っていましたがどうしても難しく、、、、想いを読み取ってくれないという不信感や、間違えて捉えられてしまった悲しみなどを患者さんに抱かせていたと思います。しかし、上手くできないなりにも表情やジェスチャーも加えながら毎日患者さんとの文字盤を続け、半年後には「いつもありがとう」という文字を伝えてくださいました。

①病院は自分の目標にあっているのか。 私の場合は「患者さんの人生を大切にし、想いに寄り添った看護がしたい」と思ったため、一人一人にじっくり向き合って看護を考えることができる慢性期の病院を選びました。 ②教育体制です。 私は身近に相談できる人が居てくれると安心するためプリセプターシップを導入している病院を選びました。 看護技術はもちろん、社会人としての基本的なマナー等も学ぶことができる研修に魅力を感じました。 興味のある分野で強みを伸ばすことができるフィールドがあるという点も大切だと考えます。

当院の一番の特長は介護福祉士との合同研修があることです。それにより、それぞれの職種の専門性や視点の違いを学ぶことができます。私はこの合同研修のおかげで、普段働いているときはみえない介護福祉士の動きや考えを改めて知ることができました。そのため、職場ではより連携しやすくなったと感じています。 新卒で勤務しているので、中途で入ってきた方々も驚いている方はいますが、わたしにとっては、介護福祉士との研修や他職種との協働があるからこそ、成り立っていると思っています。

当院は多機能の慢性期病院ですので、病院の中に10病棟＋1つの介護医療院がありますので、それぞれの病棟で雰囲気は異なると思っています。 当院の魅力としては、まずは豊富な教育体制です。集合研修は月に1〜2回ほどあり、看護技術を実践的に学ぶことができます。研修後は病棟で実践して技術を習得させます。24時間対応のeラーニングも利用できます。入職時にはもちろん、今でも不安に感じた時にすぐ確認できるのでとてもおすすめです。 駅から徒歩3.4分の通いやすさも、大事な要素の一つですね。

私は学校の実習や病院研究をしていく中で、「患者さんの人生や想いに寄り添った看護をしたい」という想いを抱きましたので、まずは一人一人にじっくりと向き合い看護を考えていきたいと思ったため慢性期病院を探しました。でもみなさんは一人ひとりで違うと思います。これから就職活動をするなかで、たくさん不安や分からないことが出てくると思います。なのでまずは自己分析、さらに病棟見学と就業体験も行い、いろいろな角度から病院研究するのが良いと思います。積極的に病院にはアプローチしましょう！