所在地: | 岐阜県 | ||
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病院形態: | 公立病院(都道府県市町村組合) | ||
募集職種: | 看護師 | ||
看護師数: | 315名 | 病床数: | 281床 |
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看護部モットー(合言葉)
最新イベント情報(2024/10/04更新)
T.Hさん
現在の業務内容とエピソード(印象的な看護ケア先輩からの指導など)について教えてください。
基本的には急性期治療を終えた患者様が疾患問わず入院されています。退院後、地域に安心して帰ることができるよう心がけています。 夫婦ともに、がん終末期で自宅療養中の患者様を受け持ちました。本人の自宅帰りたいという強い希望を叶えるために、社会資源を利用して退院支援を行いました。「本当にありがとう。君がいたから少しでも帰れるよ」と笑顔で退院されました。そして、退院1週間後に自宅で安らかに亡くなりました。もし、退院支援が遅くなっていたら、本人・家族の希望が叶えられなかったかもしれないと感じ、心に残る体験でした。
貴院に入職を決めた理由と、志望動機を教えてください。
就職説明会の時に現在の看護部長から直接話を聞き、自分がしたいと考えている地域密着型の看護ができるかもしれないと考えたため就職しました。 学生時代から在宅領域の看護に興味があり、退院支援や訪問看護を行いたいと考えていました。卒業研究では、他病院の地域包括ケア病棟にて勉強させていただき、ますます興味がわいてきたところに就職説明会に参加しました。その後はインターンシップにも参加して、病状を的確にアセスメントし安全な医療を提供できるようにしている先輩看護師の姿勢を見て憧れをいだいたことを覚えています。
新人研修教育プログラムについて印象に残っていることや感想を教えてください。
新人研修では、認定看護師によるフィジカルアセスメント研修が一番記憶に残っています。今でも研修資料を持ち歩いているほどです。患者様の病状を的確にアセスメントし、急変させない安心の医療を提供できるように常に心がけています。
特長や病棟の雰囲気など、貴院の魅力を教えてください。
羽島市にある公的医療機関になります。昔からのなじみの患者様も多く受診されています。そのため、患者様・御家族やその他、地域の医療・介護職の方とも顔が見える関係性を築きやすいと感じています。 特に「退院後の生活を送るためには」という生活者の視点をもった看護が提供できるところは、地域密着型の羽島市民病院ならではだと思います。
これから就職活動を行う、看護学生のみなさんへメッセージをお願いします。
就職後は学生時代とは違った世界が待っています。卒業研究や国家試験などで悩むこともあり大変だと思います。社会人になってからは「ここまで頑張れば終わり」というラインがないように感じています。あの時こうすれば良かったと思うと、どこかの名探偵が必要になるほど迷宮入りしてしまいます。 そんな時、90歳代の患者様の「まあええわ。悩んでも仕方ないわ」と、どんな時もあっけらかんとした姿に勇気づけられました。「一度チャレンジしてみてダメなら、次どうするか」と、割り切って進むことも長い人生に必要かもしれないと学びました。
有給休暇やシフトなど、お休みについて融通がきくか、長期休暇は取りやすいかを教えてください。
所属病棟の師長は人柄も良く、シフト希望が出しやすい環境です。自己時間で、研修などに参加したい場合の時間調整も可能です。 また、子育て世代のシフト調整も融通が利きやすいと聞いています。
キャリアアップを目指す人向けの支援制度があれば教えてください。
認定看護師・専門看護師を目指す先輩もおり、金銭的な支援や業務調整なども快くしてくださっていると聞いています。また、大学院進学の際には、業務時間として授業を受けることも可能です。院内研修も豊富に行われています。
夜勤はいつから始まりますか?また、夜勤の業務内容や感想印象などを教えてください。
私が1年目の頃は5月半ばから月末に夜勤業務が開始になりました。始めの2か月は2回程度夜勤をして、その後は4~6回程度の夜勤になりました。ただ、夜勤の開始は個人によっても変わっています。今年の1年目の方は7月時点では、夜勤に入っていないです。おそらく、その年の教育担当の方やプリセプターなどで話し合って新人教育をより良くしようと模索してくださっているのだと思います。 私は夜起きていることが苦手なので夜勤は苦手です。ただ夜勤明けの時間を有効活用できる事は利点であると感じています。
配属先の希望は通りやすいですか?部署異動はありますか?
看護部全体としてキャリアアップや自己研鑽を推奨する風土があります。また、子育てなど私生活の都合もつけやすく、働き手の気持ちを大切にしてくださることも多いです。もちろん全ての希望が通るという事はありません。ただ、比較的希望が通りやすい環境であると思います。部署異動はあります。部署が変わることで経験を積むこともできますが、悩みが増えることもあると思います。部署異動の時期は、誰が異動になるのだろうと話題になることもあります。