藤田医科大学病院

現在は、病院で入院患者さんの看護を行っています。消化器外科は術前・術後の観察、痛みの管理、離床支援、食事指導など消化管をはじめとした全身状態をみる必要のある病棟です。その中でも術後人工肛門を作られる患者さんは消化器外科特有で、はじめは不安そうにしていた患者さんを励ましながら指導し、自分で人工肛門のパウチを変えられるようになり退院していく時はとてもやりがいを感じます。

実習の中で、臨床での看護師の役割を学び、患者さんへ寄り添う姿にとても感銘を受け入職を決めました。また、病院理念として「我ら、弱き人々への無限の同情心もて、片時も自己に驕ることなく医を行わん」と掲げており、学生時代に漠然と抱いていた看護観と通ずるものがあると感じたことも理由の一つです。

COVID-19の大規模感染後、初めての新人看護師でした。病院全体が新型ウイルスの対応に追われる中、動画研修での在宅勤務やOJT支援シートを使った院内での研修など新人教育への対応もしっかりしていた印象があります。

現在配属されている消化器センターは、多数のママさんナースと４年目以下の若手看護師で構成されています。看護師同士の仲も良く、風通りの良い職場と感じています。当院には特定看護師や認定看護師が多数います。身近に働いており、日々の看護への助言を貰うことができる環境が整っています。

実習や日々の勉強、就職活動お疲れ様です。今頑張ったことは必ず看護師になった自分を助けてくれます。病気と戦う患者さんと寄り添って看護することは楽なことではありませんが、大変さを補って余りあるほどのやりがいが看護師にはあります。看護師になるという目標だけでは、働いてから困ることも多いため、どんな看護師になりたいか、漠然とでもいいので考えてみてください。働いて変わることもありますがそれはきっと成長です。皆さんと働ける日を楽しみにしています！