所在地: | 埼玉県 | ||
---|---|---|---|
病院形態: | 民間(病院・企業等) | ||
募集職種: | 看護師 准看護師 | ||
看護師数: | 164名 | 病床数: | 463床 |
|
★2025年卒対象 就業体験の応募開始いたしました★
日程は皆様のご希望に合わせ随時調整とさせていただいておりますので、ご希望日を記入ください。
実際に病院にて病棟やスタッフの雰囲気を感じていただけます。
皆様のご応募お待ちしています。
高度慢性医療を目指して
最新イベント情報(2024/11/02更新)
G.Mさん
現在の業務内容とエピソード(印象的な看護ケア先輩からの指導など)について教えてください。
業務内容はバイタルサイン測定や全身状態の観察、点滴、採血、内服薬管理、排泄介助、体位交換、食事介助など患者様が入院生活を過ごしやすいよう、日常生活援助や看護を行っています。身体面だけでなく、患者様の入院生活の相談や心のケアなど、精神面でのサポートもしています。看護師は患者様と接する時間が最も多いため、患者様の変化にいち早く気づくことができます。患者様の状態を把握することは、退院など今後の方向性を考える決め手ともなるので、他職種とカンファレンスを行いながら情報交換しています。
貴院に入職を決めた理由と、志望動機を教えてください。
元々、イムスグループの急性期に入職しました。ですがコロナ禍で病棟異動や先輩看護師の退職により常に忙しく、「少しでも早く成長しなくてはいけない」という焦りがあり、時間に追われて患者様とゆっくり関わることができませんでした。しかし埼玉セントラル病院は慢性期であり、「患者様の心に寄り添い、優しい看護・介護を提供します」と看護部の理念を掲げており、ここなら患者様と多くかかわることや看護師としてやりがいを感じながら働くことができると思い、転職しました。
新人研修教育プログラムについて印象に残っていることや感想を教えてください。
印象に残っている研修プログラムは「終末期の看護」です。精神病棟では終末期の患者様を看護することがないと想像している方も多いと思います。認知機能が低下し認知症が進行すると、歩行や食事摂取、トイレでの排泄など今まで出来ていた日常生活動作が出来なくなり、ベッドで過ごす時間が増えていきます。身体面だけでなく精神面でも悲観的な発言が多くなるため、認知症の終末期にある患者様の気持ちに寄り添うことが大切だと学びました。
特長や病棟の雰囲気など、貴院の魅力を教えてください。
私の病棟は精神一般病棟ですが、主に認知機能低下による重度の認知症や、幻覚・妄想・夜間せん妄・徘徊・介護抵抗などの症状が著しい患者様が多く入院してきます。入院当初はバイタルサイン測定すら抵抗し看護を行うことが困難でも、医師・看護師・リハスタッフが協力して関わることで、患者様が落ち着き看護ケアを受容してくれるようになります。さらに患者様がどんな方なのか、何が好きで何が嫌いなのかなど理解できてくると患者様の精神状態も安定してきます。その変化を一番近くで実感できるところが魅力です。
これから就職活動を行う、看護学生のみなさんへメッセージをお願いします。
看護師という仕事は常に命とかかわるという責任の重さがあります。特に1年目は自分の想像していた看護師のイメージと現実とのギャップに戸惑ってしまうことがあるかもしれません。忙しいことも多く大変な仕事ではありますが、患者様と多くかかわることでその人の性格や特徴に気づきケアができると、看護師としてのやりがいや楽しさを感じられます。皆様が思う看護ができるような場所を探してください。
今後の目標や、目指している看護師像があれば教えてください。
忙しい中でも患者様と多く関わり、コミュニケーションをとって患者様に寄り添うことを大切にしています。時間に追われることも多いですが、少しでも患者様に関わる時間を作ることで、患者様の変化にいち早く気づくことができます。そして患者様と多く関わり、信頼関係を気づくことで、家族には言えない患者様の本音を聴くこともあります。入院中の患者様を一番近くで看ているのは看護師だからこそ、患者様の思いや変化に気づくことができる関わりが大切だと思っています。