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東京都東京都立病院

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【掲載中】特集ページ「看護部長インタビュー」
豊島病院 手術室(2016年入職)
森永 茜美さん
東京都出身 東京山手メディカルセンター附属看護専門学校卒業

患者さんとのかかわりが少ない中でも、
自分なりに考え最善の看護を提供する。
手術室看護に感じる楽しさとやりがい

常に新人を気にかけてくれる先輩に
支えられて大きく成長

 16歳のときに当院に1カ月ほど入院しました。担当の看護師さんが不安な私の話をよく聞いて寄り添ってくれたのがうれしく、私も困っている人のために看護師になろうと決めました。看護師として働くならスタートはこの病院にしたいと思い、入職しました。
 手術室に配属され、現在7年目です。最初の3年間は器械や術式、手術の流れを覚えることに必死でした。特に入職当初はできないことばかりで落ち込むことも多くありましたが、パートナーの先輩だけでなく、どの先輩も新人の状況を把握して気にかけてくれ、統一した指導をしてくれたので安心して働くことができました。
 「手術室には看護がない」と思われることもありますが、手術室でもできる看護はあります。患者さんへ声をかけたり、ケアをしたりすることによって不安が軽減し、患者さんは安心して手術に臨めます。術後、無事に病棟に戻る患者さんを見ていると、そうした声かけやケアの一つひとつが大事な看護であると実感できます。今は自分なりの看護が実践できるようになり、手術室で働く面白さややりがいを感じています。
 当院では今年からダビンチの手術を導入していて、私を含め5人が立ち上げメンバーとなり看護のマニュアルづくりを進めています。先輩方の準備のおかげでこの任務に参加でき、非常に感謝しています。
 今後も新しい試みには積極的にかかわり、後輩が安心して看護ができる環境を整えていきたいです。

都立病院機構となり、ほかの都立病院との交換研修も始まった。森永さんは駒込病院の手術室に3日間の交換研修にいく。「ほかの病院の手術室が見られ、看護も経験できるのでとても楽しみです」。
自分が先輩にしてもらってうれしかったことを、後輩たちにも返していきたいという。

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