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東京都国立国際医療研究センター病院

〒162-8655 東京都新宿区戸山1-21-1

03-3202-7181(代表)

救命救急センター 7階東病棟(2018年入職)
森本 悠花さん
兵庫県出身 神戸常磐大学卒業

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森本 悠花さん

谷口 歩さん

ともに成長し学びあえる
救命救急の現場。
生命が優先される場にあっても
中心にあるのは
患者さんと家族の思い

高いコミュニケーション力を養い、
寄り添う看護を実践する

 人の役に立つ仕事がしたいと考えていたとき、テレビドラマで見た救命救急の看護師に憧れを抱き、看護職に就きました。ただ、生命の危機にさらされた人が搬送されてくる現場は、知識も技術も十分ではない新人には、とても厳しい場所でした。
 救えない患者さん、急変した患者さんを前にして、対応できない状況に戸惑い、落ち込むことも少なくありませんでした。そんな私を支えてくれたのが先輩たちです。仕事が終わるまでそばにいてくれて、振り返りをしてくれました。寄り添ってくれる先輩たちの気遣いに、1人じゃないという安心感が生まれ、次はどうするかを自分で考えられるようになりました。
 救命救急の現場に限らず、患者さんの在院期間はとても短くなっています。しっかりと寄り添うことは難しいのですが、可能な限り寄り添う看護を心がけています。救急搬送された患者さんやその家族は、不安や恐怖でパニック状態になっています。会話によってその思いを聞き出せるように、意識的にコミュニケーションを図るようにしています。
 入職5年目を迎え、新人を指導する立場になりましたが、救急看護師として自律して看護を実践するには、さらに知識・技術を深めていく必要があります。当院では先輩や同期も意欲的に学んでいます。呼吸療法認定士の資格取得や外傷初期看護セミナーの受講など自己研鑽を積み、患者さんや家族へのより質の高い医療の提供へとつなげていきたいと考えています。

自らの成長を感じるのは後輩から質問をされたとき。「私に聞いたら答えてくれると新人から思われているのならうれしい」と森本さん。信頼も成長の証の1つ。
電話で患者さんの情報を確認。日頃から密なコミュニケーションを図り、チームが1つになって患者さんのケアに臨む。

全国から集まる先輩ナースたち

出身地内訳
入職者の出身地内訳:関東70% 中部7% 九州6% 中国・四国6% 近畿4% 東北3% 沖縄3% 北海道1%
2022年4月採用者

同期や先輩のあたたかい支えで
コロナ過でも頑張っています

茨城県出身
10階東病棟(消化器内科・外科)
矢澤 くるみさん

 コロナが流行し始めたころに入職し、最前線で治療にあたる当院を誇らしく思っていました。地元の友人や家族に会えない日々は寂しくもありましたが、同期と励まし合い、一緒に頑張ってきました。病棟はスタッフ全員で新人を育てる方針で、先輩方みんながサポートをしてくれるため緊張せず安心して働けます。やさしくかっこいい先輩たちをお手本にして、知識も経験も豊富なジェネラリストになれるように今後も業務に励んでいきます。

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森本 悠花さん

谷口 歩さん