東京都立府中療育センター

所在地：	東京都
病院形態：	公立病院（都道府県市町村組合）
募集職種：	看護師
看護師数：	197名	病床数：	260床

利用者さんのいのちの輝きを共にみつめて

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利用者一人一人に寄り添い、ともに考える看護

O.Mさん

出身校: 東京都立府中看護専門学校
役職・資格: 看護師
卒業年: 2020年
診療科目: 小児科

現在の業務内容とエピソード（印象的な看護ケア先輩からの指導など）について教えてください。

呼吸管理をはじめとした医療的ケアに加え、食事介助や入浴介助等の日常生活援助を実施しています。配属された当初は、重症心身障害児者の看護及び療育の実践に不安や緊張がありましたが、研修で専門的な技術や知識を確実に学ぶことができました。それらを踏まえて、病棟全体で見守り育ててくれる環境があるため、様々な視点から助言・指導いただけるため、安心して日々の業務に励み、着実に技術を習得することができました。利用者一人ひとりに寄り添う先輩方の姿から、利用者本位の療育を学んでいます。

貴院に入職を決めた理由と、志望動機を教えてください。

ボランティアや病院見学会に参加した際に、”利用者一人ひとりに寄り添う看護”を目の当たりにしました。そこには、言語を介したコミュニケーションの難しい中で、利用者の心身の些細な変化に目を向けた関わり、また、温かい声かけが飛び交う環境がありました。私もチーム療育の一員として、利用者に寄り添う看護及び療育サービスの提供に貢献したいと考え、志望しました。

新人研修教育プログラムについて印象に残っていることや感想を教えてください。

段階的な新人研修教育プログラムが設けられているため、実践を交えながら、一歩一歩着実に技術を習得できていると感じます。重症心身障害の疾患・看護に関する研修から得た知識・技術や、一緒に働く先輩方の助言・指導を思い出しながら、初心を忘れず看護に臨んでいます。

特長や病棟の雰囲気など、貴院の魅力を教えてください。

”利用者の豊かな生活を支援する”を体現したように、看護師や保育士といった病棟職員と利用者さん一人ひとりの心の距離は非常に近く、温かい雰囲気が印象的です。利用者さんの個別性を尊重したケアの提供により、利用者さんとの信頼関係が築け、安心して頂けていると思います。利用者さんにとっての”自分らしく生きること”とは何だろうかと悩むことは多く、明確な答えの出ないこともありますが、利用者さんに寄り添いながら最善を尽くし、ともに豊かな生活の実現を目指していけることが魅力だと考えます。

これから就職活動を行う、看護学生のみなさんへメッセージをお願いします。

言語的コミュニケーションが困難であったり、表現方法が限られている利用者さんの多い中で、日々の観察や関わりから微細な変化に気づくことができるようになり、自身のケアによって利用者の笑顔や快表出がみられた時、大きなやりがいと成長を感じます。そして利用者さんの生活、人生に触れ、自身の看護観に新たな知見を得られた時、この職業を選んで良かったなと心から思います。自分のやりたいことに全力で、希望を持って就職活動に臨んでほしいです。