当院は、福岡市西区姪の浜にあり、愛宕神社のある愛宕山西側にあります。 そのため交通の便と緑豊かな自然環境にも恵まれています。また、その歴史は古く大正時代、早良炭鉱付属診療所として出発し、戦後事業所病院として再出発しました。そして時代と共にかたちを変え、現在は地域医療を中心とした150床の病院として運営されています。早良炭鉱は事業形態を変え、現在の株式会社サワライズとして多角経営に取り組んでいます。福岡ハートネット病院は株式会社サワライズの事業所グループの1施設として、他事業所・他職種の社員との交流の機会もあり、企業ならではの福利厚生を病院職員にも提供しています。
設立以来当院は、病む人の立場に立ち、病気を持った人を全人的に診ることを旨としています。現在、急速な高齢化という局面を迎え、当院の理念である「人の尊厳を大切にする医療」「信頼できる医療」「心のかよう医療」がより求められる時代となっています。この理念を今後も大切にしながら地域医療に貢献してまいります。
当院の病棟構成は、一般病棟・地域包括ケア病棟・回復期リハビリテーション病棟の3つの病棟から成っています。病棟毎に機能は異なっていますが、病院全体として、急性期、回復期、慢性期まで幅広く対応できる体制を用意しています。急性期は主に整形外科手術を年間450件ほど行っており、心不全や肺炎などの内科疾患での入院受け入れもしています。リハビリテーション部門では、脳卒中、整形外科手術後の患者さんを中心にリハビリテーションを行っています。リハビリテーションでは自動車運転再開への支援や就労支援も含めて実施し在宅復帰を実現しています。また院内に訪問診療科、訪問看護ステーションをおいており、入院から在宅へ、在宅から入院へ、シームレスな移行ができるよう連携をはかっています。
福岡ハートネット病院は、“一人ひとりの生き方を支え、街づくりに貢献する”という想いを胸に、一丸となって地域医療へ取り組んでいます。私たちと一緒に働く仲間を募集しています。