当院は、回復期リハビリ、緩和ケア、栄養サポートに特化した専門病院です。
ポスト急性期病院として地域に貢献しています。
急性期病院とのちがいは、
急性期病院の体制は、治療を目的とする医療モデル。組織の先頭は医師。
当院は、生活の質向上を目的とする生活モデル。
フラットな組織で、多職種協働を旨とします。
病状観察、医療処置だけでなく、
更に一歩踏み込んだ「生活」「生きがい・人生」に関わります。
新卒ナースの多くは、急性期病院へ就職されます。
何故でしょう。
恐らく、私自身がそうだったように、
「多くの疾患や看護技術を学ぶ、習得するため」、
と考えていらっしゃる方は多いのではないでしょうか。
しかし、「当院こそ新卒の方にお越しいただきたい」と、切に願います。
最大の理由は、在院日数が短い急性期ではスピードが求められますが、
当院では「一人一人の患者さんに向き合う看護」が求められます。
「忙しくないですよ」と、申し上げているのではなく、
身体・精神・社会的視点で患者さんをみて、看護計画を立案、実践する。
検査や医療処置が少ない分、集中することができます。
「看護の原点がここにはある」、と考えるからです。
「忙しさ」について。
忙しくない病院なんて、恐らくないでしょう。
重要なことは、専門職としての職務やシステムの確立です。
当院は介護福祉士を45名配置し、
清潔、食事、排泄など療養上の世話を担っています。
ナースがナースの仕事に専念できる環境であり、
介護福祉士もまた同様です。
超高齢化社会を見据え、国は地域包括ケアシステムへと舵を切りました。
新卒・既卒のナース、介護福祉士の皆さん、
当院で夢を実現させましょう。