日本赤十字社 和歌山医療センター

所在地: 和歌山県
病院形態: 公的病院(国家公務員、独立行政法人、赤十字等)
募集職種: 看護師 助産師
看護師数: 915名 病床数: 700床
  • 2交代制
  • 奨学金制度
  • 三次救急
  • 認定・専門
  • 資格取得補助
  • 寮・住宅補助
  • 保育施設
  • 退職金

赤十字の看護師として、思いやりのある看護を。

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病院からのメッセージ

当医療センター看護部は、明治38年の開設から伝統を大切にしつつ、患者さんに最良の医療を提供するために看護実践を積み重ねてきました。
「赤十字の看護職員として、思いやりのある看護の実践」を理念として、救急医療、高度医療、がん医療や災害時等に対応できる看護師の育成のため、OJTとoff-JTの連携を強化した教育プログラムに力を入れています。多職種とのチーム医療にも看護職が積極的に参加し、実践力の向上に努めています。看護師の特定行為研修指定研修機関になっていること、東京医療保健大学大学院 和歌山看護学研究科が当医療センター敷地内のあることから働きながら専門性の高い継続教育を受けることもできます。

看護部長からのメッセージ

看護部長
東田 裕子

看護部長からのメッセージ

看護師としての誇りをもち働き続けられる環境を整えるために、働き方改革に力を入れています。部署間での応援体制の実施や夜間の看護師配置を手厚くし、看護補助者の夜勤も行っています。看護業務の見直しや他職種との業務分担などの話し合いなどもすすめていきます。
今後、未知なる感染症や災害など予測不可能な状況が発生するかもしれません。柔軟に物事をとらえ、しっかり自分で考え行動できることが求められます。一人ではできないことも、みんなで協力し、知恵を出し合い、行動することができれば解決できると信じています。看護職員一同、思いやりのある看護を実践し、実現していきます。

病院概要

病院形態 公的病院(国家公務員、独立行政法人、赤十字等)
開設者 日本赤十字社
開設日 明治38年4月1日
院長名 山下 幸孝
看護部長 東田 裕子
病床数 700床
職員数 1736人(うち、看護職員数915人)
患者数 -
診療科目 心療内科、血液内科、小児科、小児外科、整形外科、形成外科、脳神経外科、心臓血管外科、呼吸器外科、消化器外科、精神科、耳鼻咽喉科、眼科、産婦人科、リウマチ科、脳神経内科、腎臓内科、歯科口腔外科、リハビリテーション科、麻酔科、皮膚科、泌尿器科、循環器内科、呼吸器内科、消化器内科、乳腺外科、糖尿病・内分泌内科、放射線治療科、放射線診断科、感染症内科、漢方内科、緩和ケア内科、腫瘍内科、救急科・集中治療部、病理診断科、健診部(健康管理センター)
センター・施設
救急指定 三次救急
看護体制 7対1
看護方式 DPNS(デイパートナーナーシングシステム)
認定看護師 認定看護師が活躍しています
がん性疼痛看護、がん放射線療法看護、感染管理、緩和ケア、救急看護、集中ケア、手術看護、新生児集中ケア、透析看護、乳がん看護、認知症看護、脳卒中リハビリテーション看護、皮膚・排泄ケア、不妊症看護、慢性呼吸器疾患看護、慢性心不全看護、他 、 がん薬物療法看護
専門看護師 専門看護師が活躍しています
がん看護、精神看護
病院所在地 〒640-8558 和歌山県和歌山市小松原通四丁目20番地
アクセス 〒640-8558 和歌山市小松原通四丁目20番地
<最寄りの駅>JR和歌山駅、南海電鉄和歌山市駅
<最寄りのバス停>「日赤医療センター前」 JR和歌山駅、または南海電鉄和歌山市駅より約20分
URL 「日本赤十字社 和歌山医療センター」のHPへはこちらをクリックしてください。
採用実績校 -

教育体制・研修制度

新人研修

教育体制

「共に育つ」そんな環境がここにはあります。
当医療センターの長い歴史の中で、看護部は人材育成に力を入れてきました。脈々と受け継がれる看護を伝え、実践することで新人看護師もベテラン看護師も一緒に成長できるように教育体制を整えています。
集合研修には、新人看護師看護職員研修とキャリア開発ラダー研修があります。研修はできるだけ座学ではなく、シミュレーション研修や演習を多く取り入れ、日頃の看護を振り返りながら、思考を整理したり、新しい知識を習得します。そして研修で学んだことがより深まり、実践で活用できるよう事後課題もありますが、講師などがきめ細やかに支援しています。
新人看護師研修は、1年間を通して集合研修とOJTを連動させながら学びます。実地指導者、教育担当者などの指導者役割のある看護師だけでなく、すべての職員が関わります。
また多くの研修には地域の看護職員も参加し、ともに学んでいます。グループワークや技術演習で一緒に学ぶことで親交が深まっています。環境が違っても同じ看護職として刺激しあうことができています。

継続教育について

日本赤十字社「赤十字施設のキャリア開発ラダーシステム」とは

キャリアラダーとは、自分のキャリアをデザインし段階的にキャリアアップしていくシステムです。当医療センターでは、「日本赤十字社のキャリア開発ラダーシステム」に沿って継続教育を行っており、自身のキャリアを自分で伸ばしていける環境を作っています。

実践者レベルⅢまでのキャリアを積んだ後は、4つのキャリアを考えることができます。
① 実践者ラダー:専門看護師や認定看護師、特定行為研修を終了した看護師等のスペシャリスト
② 管理者ラダー:看護管理者   
③ 国際ラダー :国際救援活動要員     
④ 教員ラダー :赤十字の看護学校・助産学校教員

また、それぞれのレベルに沿って、様々な研修も開催しています。例えばフィジカルアセスメントやリーダーシップ、指導者育成コースなどがあり、キャリアの促進を支援しています。

この仕組みを活用し、赤十字グループメリットを生かした人材育成の一環として人材交流を促進し、赤十字全体の看護の質が向上することが期待されています。

新人看護師への支援体制

看護提供方式(DPNS)とは

各部署では、実地指導者やエルダー、リーダー・チームリーダー、スタッフと共に看護実践を行いながら、多くのことを学んでいきます。
当センターの看護提供方式は、デイパートナーシップ・ナーシングシステム(DPNS)です。DPNSでは、2名の看護師で複数の患者を担当します。
パートナー同士で情報共有しながら、患者さんの看護についてディスカッションし、より良い看護を実践するためのシステムです。
 新人看護師にとって、困ったり判断に迷ったりした時、DPNSはすぐに相談でき、安心して看護に取り組めるシステムだと思います。そして、近くで先輩看護師の看護を見ることができ、学びを得る機会にもなりますし、先輩看護師と一緒に行動することで、コミュニケーションを取る機会も増え、職場にも早く慣れることができます。

新人看護職員研修計画

年間計画

4月入職時は、社会人としてのマナーを考えながら、日常業務に必要なバイタルサイン測定、感染管理、採血などの看護技術研修を行っています。看護技術研修では、各部署から指導者も協力員として参加、新人看護師への指導を行います。5月になると、夜勤導入に向け、一次救命処置、特殊な薬剤や血液製剤の取り扱い、輸液ポンプ・シリンジポンプの取り扱いなど、少しずつ複雑な内容になっていきます。6ヶ月を過ぎてくるとできることが増え、多重課題を抱えることも多くなります。この時期にはシミュレーション研修を取り入れ、優先順位を考えて行動できるための研修を行っています。そして、年が明けると夜勤での急変時に必要な行動がとれるように気管挿管介助の研修を行います。このように、新人看護師が働いていく上で、その時々に求められるであろう課題に対応できるような研修を企画し、実施しています。また、新人看護師研修は、看護技術や業務のことだけでなく、新人看護師のストレスを和らげるようなリフレッシュ研修も行っています。頑張り続けている新人看護師が、少しでもほっとできる時間も大切にし、みんなで励まし合いながら成長できる環境を作っています。

スキルラボ室

教育・研修制度

採血や静脈注射、皮下・筋肉内注射や導尿、吸引、口腔ケアができるシミュレーターがあり、いつでも練習できます。

スキルラボ室

教育・研修制度

実際と同じ環境の訓練用病室を用意しており、清拭や洗髪、食事介助などの日常生活援助の練習もできます。

職場の雰囲気

私の一日

8時45分   1日の準備
9時~    申し送り、モーニングカンファレンス
夜勤看護師から患者さんの申し送りと病棟看護師長からの情報伝達があります。

9時30分   患者さんのもとへ。保清、看護ケアを行います。

12時15分  ランチタイム
コロナの影響で黙職ですが、ホット一息。

13時    カンファレンス
多職種と連携し、カンファレンスを行います。

14時    患者さんのもとへ
午後の患者さんの状態を観察します

15時    入院患者さんの受入れやケアの実施

16時    リーダーへの報告
日勤リーダーに患者さんの状態や変更したケアや医師の指示などを明確に伝えます

      看護計画評価・電子カルテ入力・1日の振り返り
電子カルテの入力や先輩看護師と1日の振り返りを行います

17時15分  勤務終了

患者さんの一部分だけをみるのではなく、全体を把握し看護ができるようになりたい

新人看護師インタビュー

(看護師になったきっかけを教えてください)
母が医療従事者でよく仕事の話を聞いていたので興味がありました。人の役に立てること、学習し続けている視点から看護師を目指すことを決めました。

(頑張っていること、気を付けていることは?)
わからないこと、迷うことがあれば一人で行動せず先輩に相談してから患者さんのケアを行うようにしています。業務の中でわからないことがあった場合には、その日のうちに先輩に聞いたり、自己学習をして理解するようにしています。

(今後の目標は?)
看護師主体ではなく、患者さん主体・患者さんの目線から看護を行うことを目標としています。患者さんの部分的な面ではなく、全体を把握し看護に活かしていきたいです。

新人さんの体調管理やサポート体制づくりを大切に

指導者インタビュー

(指導者として気をつけていることは?)
新人看護師が困っていることはないか確認しながら日々関わるようにしています。また、同じ勤務の時には、どのような行動をしているかを気にかけ、困っている様子がないかを見ています。

(指導者として意識していることはどのようなことですか?)
働きやすい環境を作り、質問しやすいようにこちらから声をかけるようにしています。

(後輩へメッセージ)
大変な仕事ですがやりがいのある仕事です。勉強することもたくさんありますが、学ぶ機会もたくさんあるので一緒に頑張っていきましょう。


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