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東京都国立成育医療研究センター

〒157-8535 東京都世田谷区大蔵2-10-1

03-3416-0181(代表)

移植外科・9階西病棟(2021年入職)
菊原 愛さん
北海道出身 東京女子医科大学卒業

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菊原 愛さん

安藤 奈央さん

移植手術前後の看護を通して
患児とご家族に寄り添い、
未来を支えられる看護師になりたい

不安や悩みを解消してくれた
先輩たちのサポート

 学生時代の実習で、子どもが元気になっていく姿、成長する姿を見守ることのできる小児看護に大きな魅力を感じました。専門性の高い小児看護を学ぶことができると考えて、当院への入職を決めました。
 所属している移植外科では、主に肝臓移植の患児、ドナーへの術前術後の看護を行っています。体調を整えることが主体の術前に対して、急性期の術後は、容態の変動が激しい時期です。患児は生後5カ月から1歳前後の乳幼児が多いだけに、親の不安も大きくなります。容態の変化を伝える際には状況をきちんと説明し、理解・安心してもらえるようなかかわりを心がけています。
 1年目の夏から移植の患児を受け持つようになりましたが、重症度が上がると多重課題に直面する場面が増え、できない自分に悩むことも多々ありました。それでも先輩に「これは少し後でもいいよ」などの助言をもらいながら、仕事の整理ができるようになりました。また、プリセプターの先輩はいつも気にかけてくれ、月1回の面談では業務に限らず精神的なサポートもしてくださいました。2年目の今も同じように気にかけ声をかけてくれています。こうした先輩たちの心遣いでつらい時期を乗り越えることができ、多くの支えの中で働いていることを実感しています。
 退院後に在宅でも高い医療・ケアが必要な患児もいます。そうした患児とその家族の未来を支えられる看護師を目指し、これからもさまざまなケアを学び、自分がやりたい看護を深めていきたいと思います。

急性期看護では、点滴作成や処置の準備などの業務も多い。免疫力を落とす時期でもあり、感染予防の意味から細心の注意を払って行っている。
移植をした患児の状態を正確に把握しておくことは鉄則だ。

全国から集まる先輩ナースたち

出身地内訳
入職者の出身地内訳:関東63% 北海道・東北13.4% 九州・沖縄12.6% 近畿3.5% 中国・四国3.5% 東海3% 北陸1%
2022年入職の当院ナース

高度な小児医療を提供する当院で
小児看護を追求していきたい

群馬県出身
NICU
田中 里瀬さん

 両親が医療従事者であることと、中学時代に入院をした経験から看護師を目指しました。小児看護がやりたくて小児科がある病院を検討し、高度な医療提供と充実した研修制度がある当院を選びました。
 最初は慣れない環境での仕事や生活に不安を感じましたが、家族と電話をしたり、同じ寮に住む同期と悩みを共有したりして不安を乗り越えました。まだ業務をこなすことで精一杯ですが、もっと知識や技術を身につけて新生児と向き合えるよう頑張ります。

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菊原 愛さん

安藤 奈央さん