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東京都国立成育医療研究センター

〒157-8535 東京都世田谷区大蔵2-10-1

03-3416-0181(代表)

8階東病棟 乳幼児内科(2020年入職)
浅見 明佳さん
北海道出身 北海道医療センター附属札幌看護学校卒業

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浅見 明佳さん

西 桜さん

浅見 明佳さん

小児がんと闘う友人とご家族を見て
小児医療にかかわる看護師になると決意。
患児とご家族にしっかり寄り添いたい

急変の多い小児領域で
自分にできることを模索する

 小学生のときに、同級生が白血病で入院しました。動揺するご家族や病気と闘う友人の様子を近くで見ていて、将来は小児医療にかかわる看護師になりたいと思いました。その気持ちはずっと変わらず、就職の際は小児がんの拠点病院であり、最先端の治療を行う当院を選択しました。
 所属する乳幼児内科の患児は、成長が著しい時期です。薬を飲ませるのも大変だった子どもが、翌年の入院時には自分から飲めるようになっているなど、患児の成長を実感できるのも当病棟の魅力です。
 入職するまでは小児がんに意識が向いていましたが、病棟で循環器や腎科など新しい分野や疾患に触れるうちに、視野も広がりました。2年目の現在、循環器の重症患児のプライマリ・ケアに携わっています。
 この病棟には補助人工心臓(VAD)を装着した患児もいて、先日、当センター初の心臓移植がありました。医師をはじめとする多職種のチーム移植医療に携わることができ、良い経験ができたと思っています。
 重症患児の場合、ご家族の不安が強いので、少しでも不安が軽減できるケアを心がけています。特に今は新型コロナウイルス感染症予防のため面会時間が限られているので、ご家族がいないときの患児の様子をできるだけ細かく伝えるようにしています。
 友人の入院時、子どもなりに支える家族も大変なのだと感じました。患児に対してはもちろん、不安を抱えるご家族にもしっかりと寄り添える看護師を目指します。

同院では2021年7月より、入院中の子どもとご家族を支える動物介在療法「ファシリティドッグ・プログラム」を本格導入した。病院で活動するための専門的なトレーニングを積んだ犬「マサ」を連れているのは、小児看護専門看護師で犬を扱う専門職「ハンドラー」になるための研修を修了した権守礼美さん(左)。尊敬する先輩方に囲まれ、浅見さんは小児看護専門看護師を目指して日々研鑽を積んでいる。

全国から集まる先輩ナースたち

出身地内訳
入職者の出身地内訳:関東66% 九州・沖縄9% 甲信越8% 東北6% 中国・四国5% 東海3% 北陸2% 関西1%
2021年入職の当院ナース

小児集中治療領域の看護力を高め、
病気と闘う子どもを笑顔にしたい

和歌山県出身
PICU
洞口 萌さん

 看護師として働く母に憧れて看護職に就きました。地元を離れるのは少し不安でしたが、困ったときはすぐに母に電話することで乗り越えました。小児医療に興味があったので、その分野で有名な当院を見学。そのときに見た看護師と楽しそうに話す患児の笑顔が忘れられず、私も病気と闘う子どもとあんなふうにかかわりたいと思いました。小児集中治療領域の看護をさらに学び、根拠と自信を持って看護を提供し、後輩に伝えられる看護師を目指しています。

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