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東京都国立がん研究センター 中央病院

〒104-0045 東京都中央区築地5-1-1

03-3542-2511

【掲載中】特集ページ「教育研修制度」
看護部長室(2004年入職)
三浦 仁美さん
埼玉県出身 東京都立豊島看護専門学校卒業

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三浦 仁美さん

藤田 友美さん

充実した教育体制とキャリア支援で、
がん化学療法看護認定看護師に。
日々の看護外来で患者さんに寄り添う

がん化学療法看護研修に参加し、
目指す道が明確になる

 がん化学療法看護認定看護師になり、10年です。私が認定看護師を目指したのは、院内のがん化学療法看護研修を受講したことがきっかけです。そこでがん化学療法の面白さを知り、学びを深めるうちに視野が広がっていることを実感。この分野を極めようと資格を取得しました。
 認定看護師としてのスキルアップを上司に勧められ、2年前に特定行為研修を受講しました。そこで学んだ知識や技術、これまでの経験を患者さんのケアに活かすために、現在は、主にがん薬物療法看護外来の専従看護師として、抗がん剤治療を受けている患者さんとそのご家族の相談対応を行っています。内容は治療のオリエンテーション、療養環境の調整、治療の選択支援、生活上の不安の相談など多岐にわたります。
 その外来で印象に残っているのは、一人暮らしで頼る人がおらず、これが最後の治療になりそうな厳しい状態の患者さんです。来院のたびに相談にこられ、その都度、丁寧に話を聞きサポートしました。その後、治療がうまくいき回復に向かった患者さんから「すごく心の支えになった」と言っていただきました。とてもうれしかったのと同時にやりがいを感じ、自信が持てるようになりました。
 当院の良さは各々に合わせたキャリア支援と、そのキャリアを活かす場があることです。この恵まれた環境の中で、がん看護に関する知識と技術をさらにブラッシュアップし、今後も看護外来で患者さんに寄り添っていきたいと思います。

がん薬物療法看護外来は、月曜日から金曜日の8:30 ~ 17:15 まで。患者さん一人ひとりの声にしっかり耳を傾けている。
抗がん剤は日々新しい薬剤が登場するため知識のアップデートが重要だ。医師や薬剤師との情報共有は欠かせない。

全国から集まる先輩ナースたち

出身地内訳
入職者の出身地内訳:関東62.5% 九州・沖縄13.5% 中部8.3% 東北7.9% 中国2.6% 近畿2.6% 北海道2.2% 四国0.4%
2019年~2021年入職者出身校

最先端のがん看護が学べる環境で、
緩和ケア認定看護師を目指す

鹿児島県出身
頭頸部・食道内科、皮膚腫瘍科
大谷 奈々子さん

 父ががんを患ったとき、私たち家族も支えてくれた看護師さんに感銘を受け、看護師になろうと思いました。就職先は、最先端のがん看護の知識と技術を学べる当院に決めました。地元を離れる生活に不安はありましたが、同じ境遇の同期と情報共有したり、気持ちを打ち明けたりしながら解消してきました。先輩方が疾患の知識や看護技術について丁寧に教えてくださるので、日々成長できる環境です。緩和ケア認定看護師の資格取得を目標に、今後も頑張ります。

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