心とからだを看る看護師を目指し、
良好な職場環境で学びを深める
当病棟は幻聴や妄想など精神疾患の症状が悪化した急性期の患者さんを24時間受け入れています。医療保護・措置入院の方が多く、早期に信頼関係を築き、患者さんが安心して治療に臨める支援をしています。また、週に1回、医師やソーシャルワーカーなどの多職種と退院支援に向けたカンファレンスを実施。それぞれ専門的な立場からの多角的なアプローチで、より良い退院支援の実現を目指しています。
入職時は第一希望ではない精神科病棟への配属は予想外でしたが、集合研修や病棟での頻回な勉強会を通して、不安は解消されていきました。何よりも心強かったのが、病棟全体で支えてくれる先輩たちからのサポートです。看護師としてやっていけるのか悩んだときもありましたが、先輩たちが毎日声をかけてくれたり、患者対応の方法を指導してくれたりしたおかげで、乗り越えることができました。
病棟には長期入院される患者さんも多く、急性期から回復期まで症状が改善していく様子をそばで見ることは、大きな喜びとやりがいになっています。また高齢化が進み、身体合併症を伴う患者さんも増えており、当院の理念である「心とからだを看る」、その重要性を実感しています。
インターンシップのとき、多忙にもかかわらず丁寧に応対してくださったスタッフの姿に、職場環境の良さを感じました。思ったとおりの良好な環境で、学びを深めながら、患者さんが地域でその人らしく生きるための支援に努めています。

