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東京都東京女子医科大学病院

〒162-8666東京都新宿区河田町8-1

03-5269-7462

循環器内科・西病棟B3階(2018年入職)
柳川 夏紀さん(左)
富山県出身 横浜創英大学卒業

柳川 夏紀さん(左)

先輩から新人へ「知の力」が
受け継がれ、
質の高い看護を追求する心が育つ。
常に学ぶ努力でいっそう看護力を伸ばす

病棟の先輩たちに
いつも見守られている安心感

 母がICUの看護師で、常に最新知識を学び吸収しながら働く姿を見て、私も看護職を一生の仕事にしようと決めました。進学に際して母から出された条件が、「首都圏の大学で学び、教育体制のしっかりした大学病院で最先端医療に触れながら看護師の基礎を築くこと」でした。
 東京女子医科大学を志望したのは、インターンシップがきっかけでした。呼吸器装着の患者さんを担当する2年目の看護師が「わからないことや不安な点は、先輩の指導を受けながら取り組めますよ」と仰って、明るい表情で働いていました。また、どの病棟でもスタッフの皆さんが「何でも聞いて」と言ってくれて、実際にどんな質問にも答えてくれました。患者さんだけではなく、一緒に働く仲間や未熟な新人にも優しい、安心して働ける温かい職場という印象が決め手となり、母からの条件もクリアしていた当院に入職を決めました。
 当院はプリセプター制のため、入職後はマンツーマンでじっくりと指導してもらえます。病棟ではプリセプターだけでなく、たくさんの先輩たちがいろいろな場面で「どうすればいいのか」「なぜそうするのか」、知識や技術をエビデンスに基づいて丁寧に教えてくれます。想定外の事態で不安になった時なども先輩方が細やかにサポートしてくれます。常に病棟全体で見守り、育ててくれていると感じられ、安心して働くことができます。インターンシップの際に感じた優しく温かい職場そのもので、当院を選んで本当に良かったと思います。

学び続ける先輩の姿に
進化する看護の力を見る

 循環器専門病棟では患者さんの急変も多く、命と向き合っていると実感する日々です。1年目はわからないことだらけ、できないことだらけでした。しかし、病棟には循環器の看護に精通した先輩たちがいて、常に見守りながら指導してくれました。先輩たちは常に学び、その学びを患者さんにフィードバックしていました。その様子を間近で見るうちに、何をどう学ぶのか、学んだことをどのように看護に展開していくのか、私も自分で考えて努力するようになりました。
 そうした姿勢が身につくと、患者さんへの説明の仕方も変化しました。その人にとって一番必要な情報にポイントを置いて、わかりやすく伝えることができるようになったのです。先日も、ペースメーカーを入れるか悩んでいた患者さんが、「ペースメーカー、どうしても入れないといけないかな。不安で…」と悩みを吐露しました。そこで何が不安なのか誠実に傾聴し、ペースメーカーを入れるとどうなるのか、入れないとどうなるのか、ご本人やご家族への影響などについてわかりやすく説明しました。後日、手術の傷跡を見せながら「ペースメーカー入れたよ。あの時、話を聞いて理解できるように説明してくれてありがとう」と患者さんが笑顔で伝えてくれ、とてもうれしかったです。
 常に学び、学んだ知識を活用して患者さん一人ひとりに応じた看護を提供する。そこから看護の進化と質の向上という良い循環が生まれることを実感しています。

「ここまで成長した柳川さんなら、きっと良い結果が得られると思って声をかけた」という水谷さんに後押しされ、柳川さんは日本循環器学会が創設した心不全療養指導士の資格取得に挑戦する。
「ここまで成長した柳川さんなら、きっと良い結果が得られると思って声をかけた」という水谷さんに後押しされ、柳川さんは日本循環器学会が創設した心不全療養指導士の資格取得に挑戦する。
12年目の水谷さんは、慢性心不全看護認定看護師でもあり、病棟勤務のほかにも教育活動や学会での発表など多様な活動にも取り組んでいる。
12年目の水谷さんは、慢性心不全看護認定看護師でもあり、病棟勤務のほかにも教育活動や学会での発表など多様な活動にも取り組んでいる。
患者さんのお話に耳を傾けることも、看護における重要事項と実感している。
患者さんのお話に耳を傾けることも、看護における重要事項と実感している。
看護師歴24年の若林留美さん(左)は、慢性心不全看護認定看護師として院内外で幅広く活動する傍ら、大学院の修士を卒業するなど学びを臨床にフィードバックしている。後輩にも慕われ「私たちが目指す大先輩です!」と柳川さんと水谷さんは笑顔を見せる。
看護師歴24年の若林留美さん(左)は、慢性心不全看護認定看護師として院内外で幅広く活動する傍ら、大学院の修士を卒業するなど学びを臨床にフィードバックしている。後輩にも慕われ「私たちが目指す大先輩です!」と柳川さんと水谷さんは笑顔を見せる。

看護師の学びと成長の目的は
より良い看護を提供すること

 私が新人の頃から、周囲には学びを怠らず、学んだことを看護に生かす先輩たちがいました。その姿を見ていたので、看護師は常に進化の途上にあり、学び、教え合い、互いに看護の質を高めていくことは当然のことだと受け止めていました。そういった当院独自の教育的雰囲気がある中、私が柳川さんの成長を実感したのは、患者さんの状況に応じて自分の言葉でわかりやすく説明しているのを見た時です。確立した教育システムの中で育ててもらう、先輩に教えてもらうという受け身ではなく、学んだことを看護力に変えて、患者さんに提供していました。柳川さんの今後の成長と看護の進化に期待しています。

循環器内科・西病棟B3階 慢性心不全看護認定看護師 水谷 美緒さん
循環器内科・西病棟B3階
慢性心不全看護認定看護師
水谷 美緒さん

全国から集まる先輩ナースたち

出身地内訳
入職者の出身地内訳:関東43.70% 九州21.80% 北海道7.40% 近畿6.10% 東北5.70% 中部4.80% 中国3.90% 沖縄3.50% 四国3.10%
2020年4月入職者

新人のための3カ月ルールで、
ライフスタイルを整えつつ学べます

富山県出身
循環器内科
柳川 夏紀さん

 上京に少し不安はありましたが、インターンシップに参加して働くイメージを持てたのが良かったです。女子医大のインターンシップは日付の指定がなく、普段の様子を公開していたので安心感を覚えると同時に、入職後のギャップも感じずに済みました。当院には新人のための3カ月ルールというものがあり、入職から3カ月は残業がありません。ライフスタイルを整えつつ学べる環境なので、体調を崩さず無理なく過ごすことができました。