THE LEADING NURSE[リーディングナースTOPに戻る]

Special Topic 3 チーム医療 [他職種との連携をナース目線で発信]

聖マリアンナ医科大学病院のチーム医療

患者さんも家族もチームの一員。
多職種も含め、チームで相談して
退院先を決定する

聖マリアンナ医科大学病院

〒216-8511 神奈川県川崎市宮前区菅生2-16-1
TEL:044-977-8111(代表)

訪問看護ステーション研修や外来で、
患者さんの退院後の生活もフォロー

 当院の精神科病棟は、うつ病や統合失調症などの急性期の精神疾患と、糖尿病や骨折などの身体合併症があり、一般病棟での管理が難しい精神疾患の患者さんを受け入れています。
 精神科では入退院を繰り返す患者さんが多く、その要因として生活が乱れていることが考えられるので、退院支援を行うにあたり、生活の立て直しや維持の仕方など先の先まで見据えて検討していくことが必要です。そのため入院1週間以内に医師、薬剤師、精神保健福祉士の多職種によるカンファレンスを開き、その後も患者さんの状況に合わせ、その都度どのような支援が必要かを話し合います。
 また、患者さんも家族もチームの一員であると捉え、退院後の生活を見据えた対処方法を一緒に確認していきます。退院先も自宅か、転院か、グループホームかは患者さんの望む生活と状況を考え、相談して決定します。さらに、退院後は病棟看護師が外来での看護相談を行っているので、そこで退院前に指導したことが守られているか、体調はどうか、家族との関係はどうかなどを聞いて、退院後の生活もフォローしています。
 昨年度から病棟看護師の訪問看護ステーション研修を始めました。実際に患者さんの自宅での生活をみると、病院でできていたことができなかったり、逆にそれまでできなかったことができていたりと、退院支援を行ううえで具体的な生活がイメージしやすいと好評です。
 看護師は、チームの中でも患者さんの一番近くにいる存在です。患者さんの強みをみつけ、自分自身を認めて前向きになれるように、寄り添う看護を心がけて実践しています。

精神科病棟師長 神山 明子さん(右)
精神科病棟看護師 権代 晶さん(左)

精神科病棟における「退院支援」への取り組み 患者さんと家族が安心して生活できるように退院後の生活を見据え、他職種と相談しながら退院を支援する

この病院のナースを見る

春川 沙也香さん