術後疼痛の理由はさまざま。
患者さんの訴えを傾聴しケアをする
入職時に希望した部署は整形外科病棟と小児病棟です。学校の実習で整形外科の患者さんをケアすることが多く、回復してできることが増えていく過程が嬉しかったことと、子どもが好きだったからです。希望が叶い、現在の部署に配属になりました。
整形外科では周術期の患者さんが多いので、術後疼痛の訴えが強い患者さんに対しては、背部マッサージをしたり、話を聞く時間をつくったりしています。患者さんから「痛むのでとても不安だったが、そばにいてくれただけで安心できた」と言われた時は、とても嬉しかったです。疼痛の理由もいろいろあるのですぐに鎮痛剤を使用するのではなく、不安によるものなのか姿勢によるものなのか、患者さんの訴えをよく聞いて看護していかなければならないと学びました。目の前の業務を優先しがちですが、患者さんによりそう気持ちを持ってケアすることが大切だと実感しました。
2年目になって、小児も受け持つようになり、知識を増やすために院内外の勉強会にも参加したいと考えています。
現在は医療安全対策委員会の安全係として、病棟内のインシデントやヒヤリハットの集計・分析にかかわっています。病棟の特殊性からスキンケアの重要性も感じており、3年目には、皮膚・排泄ケア認定看護師や多職種とのチーム医療を行う委員会活動への参加も視野に入れています。
専門知識をつけて看護の幅を広げ、ジェネラリストとして早く一人前になるのが現在の目標です。
