多様な症例を経験できる環境で
個別性のある看護を学ぶ
大学時代に助産師専門科目の講義で聞いた「助産師の仕事は妊娠・出産の支援だけではない。年齢とともに変化する女性の心身に寄り添い、生涯、健やかに過ごせるよう支援することだ」という恩師の言葉にとても感銘を受け、助産師を目指しました。
当院を選んだのは「命をはぐくみ、子どもと家族の未来を支える看護をめざす」という看護理念に共感したのと、自然が多く住みやすい病院周辺の環境が決め手でした。
当院は合併症や疾患を持った胎児などのハイリスクの妊娠・出産や無痛分娩が多いのですが、お産はどれひとつとして同じものはなく、妊産婦さん一人ひとり違うことを実感します。また、悲しいけれど死産もお産のひとつとして、心身に寄り添うケアの大切さを改めて学んでいます。多胎妊娠や母体搬送の緊急入院、外国人の方、遺伝カウンセリングなど、さまざまな人が集まる当院だからこそ、自ら学ぶ姿勢を持てば多くの経験を積むことができます。
大変な時もあるけれど、乗り越えられるのは先輩たちが見守ってくれるからです。初めての夜勤明けに「お疲れさま!」というメッセージを添えて、先輩がそっとプレゼントしてくれたジュース。良い先輩、素敵な職場に恵まれたと思います。
初めて子どもと対面する時の産婦さんと家族のほころぶ顔に毎回感動し、充実した日々を送っていますが、思った以上に助産には体力が必須。ジムでトレーニングに励んでいます。健康な体と豊かな心で、看護師・助産師として成長していきたいです。
