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SPECIAL TOPIC 2 教育研修制度 [卒後研修からキャリアアップまで]

SPECIAL TOPIC 2

[卒後研修からキャリアアップまで]
教育研修制度

写真:慶應義塾大学病院の教育研修制度

ハイリスク妊産褥婦にも対応できる
助産師を育成する教育体制

慶應義塾大学病院

住所:〒160-8582 東京都新宿区信濃町35

OJTに重点を置いた技術指導で、1年間で分娩介助自立を目指す

 慶應義塾大学病院では、安全な妊娠・出産、子どもたちの成長と発達を支えることを使命とし、2013年に周産期・小児医療センターを開設。以来、助産師の役割は拡大しており、その育成にも力を入れている。産科病棟では、合併症を抱える妊産婦や胎児疾患など、妊娠期から産褥期までのハイリスクな方に対応し、クリティカルな看護を提供している。

 基本的な看護技術は「看護部集合教育研修」を通して習得していくが、新採用助産師の育成はOJTを中心とし、精神面を支えるプリセプターと、技術面はスタッフ全員が指導する体制が整っている。

 Y主任は、自律した助産師を育成するため、現場での指導に重点を置いているという。さらに、次のように語る。「新人助産師は、1年目までは産科病棟業務を通して授乳・沐浴などの産科領域における育児指導技術を学びます。分娩介助は入職6カ月くらいから開始し、先輩助産師のサポートのもと1年間で分娩介助自立を目指しています」

 助産師には妊娠期から出産、育児に至るまで一連の管理と指導だけでなく、対象となる母親と子、ご家族を中心に考えた精神面のサポートが求められると、Y主任は言う。

「助産師は、その人の人生に大きな影響を与える責任の重い仕事です。リスクを抱えた出産や、出産後に治療が必要な患児もいるため、高度な知識や技術も求められますが、さまざまな角度から妊婦とご家族を捉える能力を養っていきます」

 同院では確かな技術の習得だけでなく、母子やご家族に寄り添った、人にやさしいケアを提供できる人材を育成している。

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産科病棟勤務
主任
Yさん

新採用者の助産師教育プログラム 自律した助産師として成長するために幅広く学べます。

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Sさん

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