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大卒ナースのキャリアプラン

生死に向き合っている患者さん、
ご家族の姿をみてがん看護の道へ

東京都

国立がん研究センター中央病院

13B病棟
森 麗子さん
2007年入職

ナースを目指した時期や、そのきっかけを教えてください。

大学受験で進路について悩んでいた時に、もともと人と関わる仕事をやりたいと思っていたこと、看護学部の2つ上の姉から「実習は大変だけど楽しい」と看護の勉強や実習についての話を聞いたことが看護学部へ進学を決めたきっかけでした。看護大学3年生の時、肺癌で化学療法を受けている患者さんを受け持ちました。抗がん剤の効果乏しくターミナル期といえる患者さんが、奥さんに感謝の言葉を述べられている場面に立ち会い、その言葉を聞いた奥さんの笑顔がとても印象的でした。人の人生や生活に直接関わることのできる看護師という仕事に魅力を感じ、看護の道に進もうと心に決めました。

なぜ今の病院を選びましたか?ご自分にプラスであると判断した点をお聞かせください。

実習でがん患者さんやその家族の治療や今後の経過・予後に対する思いを聞く場面が多く、死の受容と向き合っている反面、生きていくことにも向き合っている患者、家族の姿から多くのことを学び、がん看護に興味を持ち始めました。私は九州出身で卒業後は地元で就職を考えていましたが、先生の勧めもあり当院の病院見学に行きました。院内の教育体制がしっかりしており、専門・認定看護師が開催する勉強会も多くあることから、がん看護について勉強を深めることが出来ると思いました。

ご自分の中で、「キャリアアップ」というものをどう捉えていますか?

私は将来認定看護師になることをめざしていますが、今はまだ看護師になって4年目であるため、日々の患者さんとの関わりの中でいろいろ先輩から指導を頂き、経験を重ねている段階です。そのため、今の私にとってキャリアアップは、日常の看護を通して得た学びをどんどん積み重ねていくことだと考えています。例えば、患者さんと一緒に立てた看護計画をチームカンファレンスでディスカッションし、看護の評価をしていくことや患者さんや家族の思いを感じとり、自分の人間性を高めていくこともキャリアアップにつながっていると思います。私にとってキャリアアップとは、患者さんの役に立つために必要なスキルの1つだと考えています。

今の病院が、自分のキャリア形成にどのように役立っていると思いますか?

当院の教育プログラムは、当院に勤務する看護師が、がん看護実践に必要な知識を習得するための必須プログラム(がん看護基礎コース)と看護の専門性を高めるための主体性に基づいたプログラム(エキスパート研修)があります。私は今年でがん看護基礎コースが終了する予定です。現在は化学療法を受ける患者さんの看護を勉強したいと思い、がん化学療法認定看護師が主催する勉強会に自主的に参加しています。また、今後はエキスパート研修を受講し、さらに専門的な知識・技術を習得しようと考えています。このように当院では段階的に学ぶことができ、また自己研鑽の場の提供もあり、キャリアアップに向けて確実に役立っていると実感しています。

看護学生へメッセージ
実際に病院見学に行って病院の雰囲気を感じることが大切だと思います。そして、しっかりと教育体制が整っているか、自分が学んでみたい分野に力を入れているか、自分にプラスになる部分があるかを考えることが大切だと思います。

13B病棟
血液腫瘍・骨軟部腫瘍科三浦 仁美さん

憧れの先輩を紹介します

忙しくても勉強を積み重ねる姿勢が素敵!
今年度、がん化学療法認定看護師の資格を取得した三浦さん。化学療法を受けている患者さんへのケア方法や指導方法で困っていること、些細な疑問に対しても気軽に相談に乗ってくれます。そのような存在が身近にいることはとても心強く、自分の看護への刺激ともなります。忙しい仕事の合間に勉強を積み重ねて、自分のキャリアアップに繋げている姿はとても魅力的です。

※先輩ナースから届いたメッセージをそのまま掲載しています

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