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大卒ナースのキャリアプラン

患者さんの思いを受け止め
その人らしさを大切に

千葉県

国立がん研究センター東病院

7B病棟
菅澤 勝幸さん
2007年入職(5年目)

ナースを目指した時期や、そのきっかけを教えてください。

小さい頃から、将来は少しでも人と関わりながら人の近くで役に立てる仕事がしたいと考えていました。そのため、必然と介護や医療に従事する職業につきたいと思っていました。高校生2年生の時に、通学する高校の隣の病院で看護師の職業体験をさせていただきました。そこで、あるベテランの男性看護師と出会いました。私から見てその方は、臨床をリードして働いていて、輝いてみえました。最初は看護師になることに迷いもありましたが、その看護師さんから「臨床に同じ日は二度と来ないから、だからこの仕事は、やりがいがある」と声をかけていただいて、感銘を受けたのがきっかけです。

なぜ今の病院を選びましたか?ご自分にプラスであると判断した点をお聞かせください。

看護大学4年生の就職活動の時期に、どんな病院に就職したいか、また、実際にどんな病院に就職するかを決められないでいました。大学では老年期看護を専攻していましたし、保健師としての就職も考えました。また総合病院に就職するか、専門病院に就職するかでも悩みました。そんな時、偶然当院の施設見学会に参加して、PCU師長である関本師長の講義を受けました。がん患者のトータルペインについての短い講義でしたが、いろいろな側面から患者さんの痛みをアセスメントして、そこに対して自分たちがどのようにやすらぎを提供するかという“がん看護の魅力”に触れて、当院に就職したいと考えました。

ご自分の中で、「キャリアアップ」というものをどう捉えていますか?

がん患者さんは、がんという病を持つと同時に、一人の人間です。その一人ひとりの患者さんの思いを受け止め、その人らしさを大切にした看護を提供するには、広い視野でその患者さんについて考えることが必要だと思います。広い視野で患者さんについて考えるために、より多くの領域の看護について学び、経験し、知識や考えを養っていきたいと考えています。まだ興味がひとつに定まっていませんが、がん性疼痛の認定資格の取得や大学院進学(CNSコース)など、興味を持った分野を突き詰めていきたいと考えています。

今の病院が、自分のキャリア形成にどのように役立っていると思いますか?

当院で出来るだけ臨床経験を積みたいと考えています。この就職してからの5年間でたくさんのがん患者さんと出会い、たくさんのことを学ばせていただきました。その蓄積が、今の私の看護師としてのキャリアだと思っています。そのため、今後も出来るだけ当院で多くの臨床経験を積み、がん看護に従事する看護師としてキャリアを積んでいきたいと思っています。昨年初めて病棟異動を経験して、内科の患者さんを担当させていただきました。半年間の勤務でしたが、今後の不安を抱えている患者さんの力になれたことがとても嬉しかったです。次は内科病棟に勤務して入院中から在宅支援を勉強していきたいです。

看護学生へメッセージ
就職する前は、最初から専門病院に就職して働いていけるのかどうか不安でした。がん看護についての臨床経験もないし知識もほとんどない。しかし、当院は、看護を1から学べる環境がありました。当院では、基礎コースから実践コース・専門コースと、がん看護に基礎から専門性が高い分野まで、その人の興味やそのレベルに合わせて学べる環境があります。外部で受けるような研修が院内研修として受けられます。また専門病院ですが、在宅看護や他領域の看護についても力を入れており、学べるパワーアップコースもあります。そのため、専門病院だからといって、がんの専門分野だけでなくトータルとして抵抗なく学べる環境があります。ぜひ、がん看護の世界に飛び込んできてください。それを受け止めてくれる病院です。

未来日記 叶っているかな?わたしの夢。

5年後。未来の自分はきっとこうなる!
私は今、内科病棟に勤務していて、今日は患者さんの退院調整をしています。きっと患者さんは不安を抱えていると思うので、少しでもその不安が軽減できるように、患者さんの気持ちに寄り添えるように調整します。憧れている上杉先輩だったら、こんな時、どのように患者さんと向き合うのかな?なんていつも考えてしまうけれど、この10年間、臨床で経験してきたことすべてが勉強で、すべてがやすらぎのある看護につながっていると思っています。力不足を感じながらも、毎日患者さんと向き合っていますが、少しでも患者さんの力になれるよう、これからも看護の仕事を追求していきたいです。

※先輩ナースから届いたメッセージをそのまま掲載しています

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