関西医科大学附属病院

私の所属する病棟は、消化器・腎泌尿器科の混合病棟で、様々な疾患の患者さんが入院しています。病棟内で複数のチームに分かれており、チームごとに、急性期、回復期、化学療法、退院支援、終末期など患者さんの段階に合わせて看護を提供しています。 私が現在所属しているチームでは、退院支援の一環で患者さんのご家族に退院支援を行ったり、患者さんに指導を行ったりと、多職種と連携して患者さんやご家族と関わりをもっています。

病院見学会で病院全体のアットホームな雰囲気と、患者さん中心の看護を提供するという看護部の理念に共感し当院に入職を決めました。 全病棟が混合病棟なので、様々な疾患と病期を学んで幅広い知識と技術を身に着けることが出来ると考えました。 また、新人教育について一つずつしっかり教育して頂けるということを聞いて志望しました。

集合研修が多く開催されており、その時は他病棟の同期も一緒に研修を受けます。みんなと話すことで、不出来な事ばかりが目についてしまう時でも、自分の得意なことに気づけたり、他科の知識や他病棟の良いところを吸収する機会になります。実技研修も豊富で、採血など実際に病棟で行う看護技術を予習できます。 初めて患者さんに採血をするとき、緊張しましたが、病棟でモデルを使用して練習してから実践に臨めたので、患者さんに１回の穿刺で採血でき、「早かったし上手やったよ。ありがとう。」と言っていただけたことが印象に残っています。

私が所属している病棟は、患者さんの入れ替わりが激しくとても忙しいですが、どのチームの先輩方も優しくいろいろな知識を教えてくれます。また、チーム内だけでなくチームを超えて協力しており、副師長さん、師長さんにも相談しやすい環境であるため、毎日頑張ることが出来ています。 また、退院支援部門の方やリハビリ部門の方など多職種で相談し合って、より良い医療を患者さんに提供できるよう日々連携していることが、当院の魅力だと思います。

日々勉強や実習で忙しく、大変な生活ではあると思いますが、学生のうちにアルバイトをしたり、遊んだりたくさんの経験をしてください。勉強ばかりで辛いと思いますが、いつか役に立つと思うので頑張ってください。